ヒーリング・カウンセラー溝口あゆかイギリス便り

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2006年08月23日
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私の書き方がなぜモラハラをする人が生まれるのかということに強調してしまったため、ご自分の経験や状態から読むと、モラハラする人を愛そうとか、助けようとか、理解しよう、または同情しているというふうに受け取った方も多いかと思います。

しかし、私は上のどう点も強調しようとしたのではなく、 この社会からモラハラを含め、犯罪、暴力、虐待などをなくしていこうと思うなら、どうしてそういう人間が生まれるのかを知って欲しいと思ったのです。

今までの人間の歴史は、そういった人を罰することしかしてきませんでしたが、それが犯罪や虐待をなくすのに役に立っていないことは、歴史でも、警察のデーターでもはっきりしていると思います。(犯罪者の70%がまた刑務所に戻ってくる。)もちろん、罰をなくすとか刑務所はいらないとかそんなラディカルなことを言っているのではありません。

イギリスでも話題になっていましたが、あるアメリカの幼児性愛好者が刑務所から出たとたん、女の子をレイプして殺害してしまいました。おおかたの論争の焦点は、こういう犯罪者を一生刑務所に入れておくべきかどうかでした。

私がカウンセリングを勉強していたときも、授業で、複数の児童に性的虐待を何年も行っていたキリスト教の牧師に対して、先生がその牧師がどうしてそういう“モンスター”になってしまったかという説明をしていたとき、ある女性がものすごく反発してきました。

“そういう人間を理解しようとするなんてなまぬるいし、許すべきでない”と授業が前に進まないぐらい彼女は怒っていました。たぶん、彼女の反応が社会一般の反応で、虐待する人間を悪い人だと言うほうが、私も受け入れられるだろうと思います。

しかし、虐待者を刑務所に一生入れるだけで、 どうしてそういう人間が生まれるのかを私たちが知らなければ、どこかで新しい“モンスター”が生まれます。 悪者と決め付け、彼らの心の奥底を見ることなく罰するだけでは、問題の根本解決にはならないと思うのです。

少数 だろうということも充分自覚しています。が、世の中がこのままでいる限り、いつになっても、傷つく人間が生まれ、虐待する人間が生まれ、闇から抜け出せない魂たちが増えていってしまうと思うのです。

この地上には、迷い子になり、ほんとうの自分を忘れ、自分も相手も傷つけることばかりする魂が増えすぎていると私は思うのです。涙がでるほど心から悲しいと感じます。

私がアルコール依存症の団体で働いていたとき、そこは貧困地区でもあったので、精神的にも、肉体的にも虐待され、社会の隅に追いやられた人たちばかりでした。消耗し、すっかり自分に自信を失い、自分は愛される価値も生きる価値もないと信じ込んでいる人たちを前に、とても自分が無力に感じました。(ただ、中には加害者になってしまった人もいました。)

もちろん、こういう人々に、傷つけた相手も傷ついているとかスピリチュアルな話は一切しません。ものごとには、順序やタイミングがあり、また相手が受けいれるかどかなど相手の状況を見ることが大切です。

しかし、彼らがどうしてこんな状態になってしまったのか、その糸をたどっていくと、愛されなかった人間、傷ついた人間、暴力を受け続けた人間、抑圧された人間などの山が、彼らの後ろに何代にもわたって見えてくるのです。(暴力的な父親の父親は、その父親から抑圧され・・・など)

精神的、肉体的虐待や暴力、心の傷は、世代に伝わり、どこかで誰かが、自分の傷を癒し、自分を愛することをはじめない限り、永遠に誰かが加害者で、誰かが被害者です。多くの人をカウンセリングするにつれ、また勉強していくにつれ、言葉にするとほんとうに軽くなってしまいますが、一人一人が(加害者も被害者も)心の傷を癒し、自分を愛することの大切がますます見えてくるのです。

私の考えは少数かと思いますが、この地上に現れた多くマスターたちが伝えようとしたメッセージと同じでもあります。 All attack is call for love(すべての攻撃は愛への求めだ), hurt people hurt people(傷ついた人が人を傷つける), We are all one(私たちは一つだ)。

私がこのメッセージ通り生きているのかと言われれば、パートナーのイライラにイライラしているぐらいですから、ぜんぜんできていません。しかし、マスターたちは、私たちに今すぐそうなれと言っているのでなく、こっちがあなたたちが目指す道だよと示してくれているのだと思います。

なぜなら、 これらのメッセージは、ほんとうに理解すれば、この地上から戦争や苦しみをなくすためにとても深い真実を含んでいるからです。

ただ、今回も書きますが、渦中にいる方、傷が癒えていない方に理解してもらおうというのも、また無理な話だということも分かっています。また、力説してきましたが、ここに書いたことを信じてくれなくてもかまいません。ただ、決め付ける前に心を開いて、本当にそうなのだろうか?とちょっと探求してくだされば、大変嬉しいです。

ちなみにブログでは、 ものすごく簡単なヒント以外、癒しのプロセスの方法は、まったく書いておりません。

どなたかがコメントしてくださっていましたが、良かったら 「神との対話フォトブック、小さな魂と太陽」 をぜひお読みください!

次回こそ、受け入れるのか、どうするのかについて書きますね。


今回も、宜しければこちらをクリックしてください。いつもありがとうございます!!

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最終更新日  2006年08月24日 03時02分16秒 コメント(19) | コメントを書く


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