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2022.06.03
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カテゴリ: 映画




雑然とした市場の様子、カエルの卵、香りの元から抽出した黄金の一滴、グラース地方のラベンダーの畑。

不幸な生まれ、生い立ちながら香りに異常な感心を持って調香師となっていくが、香りを追求するあまり、不幸な結末が待っている。

このドラマに愛は出て来ない。
孤児院に連れていかれても、院長にとって孤児達はお金の為。

その後の彼の就職先も彼をただの手足としか思っていない。

彼が何を考えているのか、 セリフもほとんと無くてわからない。

いつも無表情で 、ただ香りの作業をしている時だけ人間らしい表情になる。

香りを抽出する作業も興味深い。


小瓶に入れられた精油。
それをミックスしてアルコールを入れ、香水の完成。

彼はただお気に入りの香水を作るため、その材料を例え違法だとしても、とことん探して作り上げる。その為にこの世に生まれたのだ。

いくら人生が悲惨でも、彼は苦痛ではない。
香水を作ることが喜びだから。


ラスト近く、彼が生まれた場所の市場に戻ってくる。
やはり彼にも懐かしいという感情はあったのか。

それと孤児院の院長が死んでしまう場面では、残された孤児達はそのあとどうなってしまうのかと胸が
締め付けられた。

あの当時のフランスの貴族と庶民の生活水準の落差、香水技術の高さが印象に残った。





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最終更新日  2022.06.03 09:36:06
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