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予約していけるのは時間が無駄にならず助かるとしみじみ思う。
待合室も予約の時間に合わせて来るので椅子も空いている。
私の前に座っていた70代位のご夫婦。
問診票を渡され、奥様が書きながら隣の夫に色々聞いている。
患者はどうやら夫のほうで隣の整形外科に来たらしい。
一見二人とも健康そうでそれでも二人連れでくるということは仲が良いのだろうな。
家のことはみんな妻に任せて、仕事は任せろという昭和の夫婦そのものに見える。
細々と面倒を見てくれる妻に甘えられて幸せそう。
でも将来、妻側が先に亡くなるとその後の生活のギャップに苦労しそう。
生活全般を母に丸投げしていた私の父のように。
幸い私が近くに住んでいて、母亡き後は介護保険サービスを有効に使いながら私がお世話できたから良かったけれど。
帰りにはいつも寄るJAの出張販売所でリンゴ、イチジク、食パンを購入。
我が家では終わってしまったきゅうりを買おうかとしたが量が多くて諦めた。
レジに並ぼうとしたら、お客が小銭を床に落としてしまい、私が床の500円玉を見つけてレジに置いた。
それに気づかず必死に床を探す老人は痩せていて、元気だった頃の父に面影が似ていた。
側にいた私と同年代の女性とレジの人がそれぞれ「はい、見つかりましたよ」と優しく声をかけているのは、私と同じく自分の父親に面影をダブらせていたのかも。
食べ物を買うということは、もしかして一人暮らしなのかもしれない。
なんだか今日は病院に行って父を思い出してしまった。