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「たいやきが海を泳ぐ面白い歌があるんだよ」
荒唐無稽なそんな曲があるとはその時思ったが、そんな会話を忘れる間もなく、その曲はテレビでよく流れるようになった。
当時は新卒で入社したデパート勤め。
たいやきも売れて、差し入れを持ってきてくれる人もたいやきが多かった思い出。
物語調のその曲はメロデイも物悲しい。後半サビの部分は泣きそうになる。
当時もこの曲が売れた原因は歌詞がサラリーマン哀歌だからと言われていたがまさにその通り!と思った。
仕事にうんざりして上司には叱られ、会社を飛び出す。
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繁華街の店で周りからチヤホヤされ、よい気分
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自由の身を謳歌しながらも怖い人からはさっさと逃げる術も身につける
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ちょっとしたきっかけで知り合った人は会社の人
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気が付くと会社で毎日溜息をつきながらも以前と同じサラリーマンとして働いている
一度逃げても容易に再就職できた豊かで温かい昭和の時代。
BSのアナザーストーリーで見た。当時の独身の私自身と友人や周りの人達のことを思い出し懐かしく思った。
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