2002年12月03日
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おそらく相手とのコミュニケーションを
スムーズに行うためには、いくつかの秘訣がある。

例えば、
①自分のペースで話すこと。
それは自分勝手に話すこととは違う。
相手の「そうだね」や「そうしよう」などの
自分が相手に求める言葉を引き出すために
自分の言葉で話の流れをコントロールしてあげることを、
自分のペースで話すという。


②モデルを頭の中に思い浮かべて話すことも重要だ。
前に図で考えることについて書いたがおなじことだ。
目の前にあるもの(グラス、ライター、灰皿、ペン、携帯電話、その他なんでも)を
使って、それらのものを何かに例えて話すだけで話は随分わかりやすくなる。
登場人物が何人いるのか、
何と何のことを言っていて、どれとどれが違うものなのか、
目の前のものをモデルに使えば、
相手も話をより具体的な像としつ想像でき、考えやすくなる。

そしてもうひとつ。
③話をする際には自分の頭の中でできるだけ細かいセンテンスに分け、
整理しながら話したほうがいい。

聞くほうだけでなく、話す側の自分も何の話をしているか
混乱してしまいがちだ。
それを避けるために話のセンテンスは短くして、
論理的に整理した形で出したほうがいい。
例えば「明日、雨が降ったら野球はやらない」という文は

2つのセンテンスに分けられるだろう。
それぞれ「明日、雨が降らない」と「野球をやる」の反対のセンテンスも想像できる。
この構造により先の「明日、雨が降ったら野球をやらない」は
その裏に「明日、雨が降らなかったら野球をやる」の意味が込められることになる。
もちろん、この程度なら何もセンテンスを分解しなくてもわかる。
だが、これがもっと複雑な構造の文では
聞いてるほうはもちろん、話す側の自分も何を本当に話したいか
わからなくなることもあるだろう。

いま挙げた3つは、相手とのコミュニケーションを成功させる秘訣だといえるだろう。
だが、重要なことは秘訣をマスターすることではなく、
何度も書いているように、相手とコミュニケーションをしたいかどうかということだ。
本気でコミュニケーションしようと思うなら、秘訣はあくまで手法にすぎない。
またもや繰り返しなるが、
コミュニケーションとはあなたと私のあいだで成立するものだ。
あなたと私のあいだでしか成立し得ないものだ。
それゆえ、コミュニケーションにおける会話においては、
できるだけおなじものを相手と私のあいだで共有する必要がある。
上記のことはそれを行うための具体的な方法をあげたにすぎない。
おなじものを共有できる方法なら上記の方法にとらわれる必要はない。
問題はむしろなぜコミュニケーションが必要かということのほうにある。
おそらくコミュニケーションをとるための共有以前に、
共有すべき必要があるからコミュニケーションが必要となるのだろう。
それこそが本当の秘訣だろう。
それを思い起こせば、コミュニケーションがむずかしいなどという言葉は
まったく意味をなさなくなる。


最近、買ったお気に入りのCD
・ASLN/ASLN
・Spangle call Lilly line/Nanae
・羅針盤/はじまり
・山本精一/クラウン・オブ・ファジー・グルーヴ





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最終更新日  2002年12月03日 18時34分05秒
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