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紹介文
男に従属しないで自由に生きる女を支えているものは何か?情熱の純粋さにいのちを賭け、より多く愛し、より多く傷ついた著者の半生が語りかける愛による人生の意味の再発見。
ひとりでも生きられる
この本を発行した年(昭和47年!)に51歳で出家されたとのことで
最後のほうは ちょっと仏教入ってます。
51歳で 色恋引退
しようと思うまでのさまざまな遍歴や
感慨がつづられていて、”愛”とはなにか?という
ことをとことん突き詰めて考えてみたらしいエッセイ集です。
自身の経験やら他のカップルの話が出てきますが
共通しているのは なんて体力のある人たちなんだろう?
ってことでしょう。
パッションパッションパッション!!
だけで
生きてるんですか?みたいな。
個人的にはこんな 疲れそうな人生はイヤ
ですが
生涯現役!みたいなパッション無しの人生なんて意味がない!って
人もいるんでしょうね。
で、そういう人と関わってしまった普通に落ち着きたい人は
迷惑千万。
自分で稼いでいて彼には負担をかけていないのだから
誰に文句を言われる筋合いはない、というのは
如何に妻に対して侮辱的なことだったか後でわかったみたいなことが
書いてありましたが、
妻になりたいわけじゃないとか、負担をかけてないとか
そんなのはただの言い訳で人のものは人のものと
割り切って恋愛 対象外にする潔さ
も必要なんじゃあないかと思います。
まるで共感をするところのない本でしたが
最後のほう、そのときは情熱を感じて夫を捨てて
駆け落ちしても熱が冷めれば新しい男だって 夫とさして代わりがない
と書いてありました。
これは、普遍の事実なんじゃないでしょうかね。
夫がよっぽどひどい人間でなければどれも大した変わりがないと
思っておけば平安に人生遅れるというもの。
平安な人生には価値がないと思う人は別として
平安ウェルカム、安穏最高!のワタシ的にはそう思います。
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