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江戸幕府の始祖・徳川家康の継嗣・秀忠と浅井長政の娘・江与の間に生まれた千姫は、政略により幼くして豊臣秀頼に嫁いだ。しかし18の春、ついに家康は大坂城に総攻撃をかけ、千姫は速水甲斐守の娘・三帆とともに逃れた。千姫の第2の人生の始まりであった―。動乱の戦国時代に生を享け、数奇な運命に翻弄されながらも、徳川揺籃期の後見として天寿を全うした千姫の情熱にあふれる生涯を描く、長編時代小説。
【古本】千姫様/平岩弓枝
千姫をテーマにした本、他にも読んだような気がするんだけど
すっかり千姫が何者なのか失念しており、
この本を読みながら歴史の再勉強。
千姫は織田信長の妹のお市の方の娘お江与の方の娘。
父は徳川第2将軍だから徳川家康の孫。
でも嫁したのは豊臣秀吉の息子、豊臣秀頼。
ちなみに秀頼の母はお江与の方の姉、淀君。
あぁ、ややこしい。
みんな 親戚兄弟みたいなものですね、この頃の有力者って。
豊臣が滅びた後出会ったハンサムな本多忠刻との
再婚あたりがこの本のメインで
もしこの出合いや一目ほれのことが本当のことならこの人、
戦国のお姫様としてはかなりラッキー
なことに
好きな人と結婚できたわけで。
最初の結婚は有無を言わさずに(何しろ7歳で輿入れ)だったけれど、
平岩女史は姑の淀の方からもいじめられず
夫とも仲が良かったと解釈しているので
姫、結婚運はよいほうだった
のかも。
その上2番目の夫に死なれた後は弟の家光の庇護を受け
ホント、この時代のお姫様としてはなかなか
運が良かったと思われ。
この小説では実在の人物ではない三帆という千姫の女中と
ハンサム夫との密かな三角関係も書かれているけど
おっとりして本当に愛されている姫と
それに叶わないのを知っても横恋慕する嫌な女の女中じゃ
全然相手になっていず。
どっちかって言うと女中の岡惚れって感じのこのエピソードは
必要だったのでしょうかね?
もっと女中の胸中を掘り下げてあったら
よかったかもしれないけれど。
学生の時には何代将軍ナントカナントカ、なんて
名前と番号を覚えさせられてまったく面白くなかったけど、
自分で興味を持って調べるとこれがまた面白い。
500年位前の人の足跡をたどるのもなかなか
興味深いもので。
もう1冊の千姫関係の本も発見したので再読してみます。
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