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紹介文
仕事が終わればいざ出発だ!ようやく東京からアジアを横断する長い旅が始まった。安宿を探して泊まり、仲間ができれば同行し、街が気に入れば沈没し、数々の試練にもめげず、気儘な旅が続く。台湾、香港、タイ、インド、ネパール、パキスタン、イラン、そして終着駅イスタンブールまで。アジアの空の下で眠った一年はとても幸福だった。バックパッカーの教祖が体験したこれぞ旅の醍醐味だ。
【中古本】旅で眠りたい/蔵前仁一
何年か前に読んだものの再読です。
「旅で眠った夜は幸せだったー」
う~ん。 ワカラナイ。
アジアのバッパーは未体験だけれどオースでも安宿、といわれるところは汚い。
はんぱなく汚い。
リネン類だって枕には人の頭の形にアブラ染み、
シーツも真ん中あたりがちょっと色つき、
ノミとかダニとか絶対居るかゆくなるベッド。
無理!!
こんなところではいくら疲れていたって幸せに眠るなんて
ワタシには絶対に無理!!!!
泣きそうにになったことならある
けどね!!
という軟弱モノのワタシにはこの 逞しさがうらやましくもあり。
また、旅が好きで旅のために仕事もしお金をためて
旅することを目的に旅する停滞せず、ドラッグにもおぼれない
正しいバッパーの姿がうれしくもあり。
この本で 正しい バッパーを疑似体験 する楽しさを味わえました。
しかしこの人を旅に駆り立てるものは何なんだろう。
お寺や遺跡など興味のあるものはキッチリ見に行っているようだし
だからといってそれにテーマがあるわけじゃない。
何でも見てやろう、というのは実は意外とエネルギーのいることで、
お寺や遺跡なんか何個も見てたらみんな同じに見えてくるもので。
しかもそれが猛暑の中だったらもうどうでも良くなったりして。
まぁ、この方の場合マニアックな旅行雑誌の編集長を
されているようなのでそれも仕事の一部なのかも知れないけれど。
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