私の人生論 (思考が運命になる)

私の人生論 (思考が運命になる)

2015年02月20日
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カテゴリ: 千の朝
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 米国の仲介で日露がポーツマス条約に調印した翌年の一九〇六年四月十八日、サンフランシスコは地震と火災が同時に発生するという米国史上最悪の大惨事に見舞われた。

 その惨事をきっかけに日本人らアジア系移民の多くが略奪や暴力にさらされている。

 日本人移民は明治初期にはハワイを目指したが、この頃には西海岸のカリフォルニアに集中しており、白人の間で黄色人種による脅威という「黄禍論」が芽生えていた。

 暴力事件はそうした差別を背景にしていたのである。

 しかも、サンフランシスコ市学務局はその年、白人住民の強い要望で日本人児童隔離教育を決め、これに日本政府が強い抗議をしたため、深刻な外交問題に発展している。

 この危機は結局、米連邦政府の介入で二年後、日本が移民を自粛し、代わりに米国は人種隔離法を撤廃するという妥協(日米紳士協約)を成立させるのだが、米国はこれを機会に圧力をかけてきた日本を脅威として意識するようになる。

「ルーズベルト秘録」上 前田徹 産経新聞社





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最終更新日  2015年02月20日 05時59分18秒
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