私の人生論 (思考が運命になる)

私の人生論 (思考が運命になる)

2015年03月02日
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カテゴリ: 千の朝
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 敗戦を境に、日本社会は過去を払拭して、新しい段階に入った、と。

 人びともそう信じたいと思った。

 戦後の思想界は、ずうっと、戦前/戦後の断絶史観に立っていたのである。

 ところが小室氏は日本社会の構造が戦前とちっとも違っていないと指摘する。

 たとえば、商社マンの行動・思想は、帝国陸軍と瓜二つではないか。

 戦前社会が、坂道を転げるように破滅への道を突っ走ったのなら、戦後社会も、同じ構造的な危機を免れないはずだ。

 戦後思想の虚妄を明快に語ったという点で、『危機の構造』の登場は、八〇年代のポスト・モダンの台頭(戦後知識人の凋落)に先がけたものと言えよう。

「危機の構造」 小室直樹 中公文庫





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最終更新日  2015年03月02日 07時20分02秒
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