私の人生論 (思考が運命になる)

私の人生論 (思考が運命になる)

2019年01月11日
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カテゴリ: 千の朝


 富永仲基(とみながなかもと:一七一五~一七四六)である。

 富永は、膨大な仏教教典に登場する様々な用語や観念を分析して、
 そこに一つの規則性が働いているのを発見する。

 それは、富永によって、「加上」と呼ばれた原則であり、
 簡単に言えば仏典に登場する様々な仏は、
 時間的により以前に存在し、起源的に古いとされるものほど、
 実は、後の学者によって、後から新たに作り出され、
 付加されていったものであるということである。


 より古い起源を持つとされる仏を創出して、
 自己の説を権威づけるというものである。

 また、富永は、およそ、言葉が、
 一定不変の真理を体現するものではなく、
 人によって、また、時代によって、
 その意味を異にすることを説き、
 また、言語には、今日の用語で使うメタファーをはじめ、
 様々な意味の様相が存在することを指摘している。

「近代日本精神史論」 坂本多加雄 講談社学術文庫





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最終更新日  2019年01月11日 05時10分05秒
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