私の人生論 (思考が運命になる)

私の人生論 (思考が運命になる)

2024年09月04日
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カテゴリ: 認識の歩み



中世における人知・人力を超えた
疫病のような共通の体験(危機)があったのです。

その解決を求めての未知なる海外への進出、
そこでの強烈な国際交流のなかから、
そのときまで地理的にも歴史的にも
文明世界の辺境でしかなかった
ユーラシア大陸の両端の地域
――イギリスと日本――に、

近代社会が形成されたのです。

その一つの方向が西欧の開放的な
「近世世界システム」に帰結し、
もう一つの方向が封鎖的なわが
「近世江戸社会」に結果するのです。

西欧が拡大しようとしたまさにそのときに
東亜諸国が国を貝のように閉じる有様に
驚きの念をもたざるをえません。

活動の規模を新世界にひろげた西欧と、
それを内政の充実に求めた日本とでは、
合理的な経済社会としての共通性よりも、


相違は、軍備と経済、
広くは戦争と平和の問題に係わるもので、
江戸社会の成立は「鉄砲の放棄」とともに
スタートしています。





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最終更新日  2024年09月04日 05時00分13秒
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