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2023/01/17
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唄を聴きながら
ニックニューサ田中収悲しみよ闇に散れ


エミさんの焼きそば


空の青

空の赤

空の黒
闇に灯るネオンが、どう見えているのか?は心で決まる

​​浮気の概念を捨てた男 マスターsin​ 3  ​​
​BABY FACE ​​



ある日、その当時トップだった20代前半の女性Мの様子がおかしいので、仕事が終わって一対一で話すことにした
​Ḿ「具合悪くて病院に行ったら【癌かもしれない】と言われた」​
と泣き出す
​「かも知れないって?ちゃんと検査したの?」 ​​
​Ḿ「怖くてできない」​
返す言葉に困って、とにかく泣く彼女の頭を抱き包むしかできなかった

その後も、具合が悪く病院へ連れて行く
そこの病院では、癌とは言われず炎症が起きている事と、他の検査データーから不妊症になる可能性が高い事を告げられる

何か月だったか?通院が続いた
医療費が必要で、まだ不器用でもあり、必然的に夜の仕事に頼るしかなかったМにとって私の存在は大きかった 
​​​癌への ​恐怖心と不妊症の不安​ ​生の執着​ と結びつき、更にМは ​快感への依存​ を高めS〇Xに結びつけてしまった​​​
それが私に向けられた
何事も‘"受けて立つ" 狂ったポリシーの私には、Мを拒む理由など思いつかない​
Мの苦しみを癒せる根拠もなく Мの快楽依存を受け止める


ところがМにとっての依存相手は、私に留まらず複数に向けられてしまう
虫のいい話だが、私も複雑な気持ちになり、時にはヤキモチも焼き、純粋ぶる訳ではなく傷つきもした
後に『浮気の概念を捨てる男』 は冷静に考えた​
人の行動や心理・男と女・年齢や環境・時代も有るだろう?
しかし、所詮は思考を巡るだけでМの恐怖や不安が ​!!どれ程なのか??​​ 想像の域を出る事ができない
​​ 『黙って見守る』 事にした​

仕事・通院 Мと私の関係は他の誰とも区別されている
時間的にも距離的にも近いと言える
Мからの突発的な一言は、驚くことも有ったが可愛かった
「したいの?」
「お風呂一緒に入ろう!?」
「ちょっと待ってね」
「○○と会ってくるね」
「連れて行って」
「迎えにきて」
「忙しかったね」
「泊まる?」
「もう帰るの?」
​​ 可愛く感じたのは、容姿だけでなく性格からだと解っていたから だと思う​
もともと私もダラダラと話はせず、ひと言で返すようにしていたので、もの足りなさも良かったのかも知れない


2人の関係は、Мの状態が落ち着き 小康状態 になると終った
Мは程なく結婚し、 あれから ​20年以上​ 経ったところで、Мは癌を宣告され転移していたと分かった
恐れていた事が現実になった
Мも旦那も
​『なんで酷くなるまで?気が付かなかったのか?』
​​

​私には分かる ​​
​М「怖くて病院に行けなかった」​
『こんな事になってしまって・・・・・・俺が傍に居たなら』
​​​

悲しみと口惜しさと言った気持ちが込み上げてきた

公で話せる事ではないが私にとってМは完全なる浮気相手で、Мにとっては複数の内の一人
私がМを救ったとは思わないが、その関係が本当に悪かったのか?
​​ 「罪」なのだから「罪」だとして誰が罰するのか? ​​
誰も傷つけてはいないし、今尚、大切な人には変わりない
​2人の口から、この過去を語られることもないだろうから 「罰する権利」 は2人にしかない​
なにしろ、私は「浮気の概念を捨てた男」なのだから一般常識は通用しない


人の行動には、すべて理由や原因がある
知性を伴うものや本能的なもの それも時代背景によるモラルで良し悪しが決まる
そこが理解できないと悲劇が生まれる

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Last updated  2023/06/04 11:10:45 PM
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