R-BEAR 非時香菓(ときじくのかぐのこのみ)

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2014.12.10
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カテゴリ: 愛する本
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夏目漱石の作品をヘラヘラ集めて30年近く・・・

一番最初に買ったのは『こころ』。大学の頃です。

なんだかんだと集めているうちに、最後に残ったのは『四篇』。

やっと、最後のピースが嵌りました。

夏目漱石『四篇』初版。

橋口五葉のデザインが美しく、なかなかいい価格で市場には出てきません。

函付ならばとんでもない価格になってしまうので函なし、初版でなくても重版でもと思っていたのが、やっと初版函なしで手に入りました。

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この本には4つの小品が掲載されています。

まずは「文鳥」。

漱石と目される作家が三重吉から文鳥を飼うことを勧められる話。

全く責任感のない作家は放ったらかしにして文鳥を殺してしまう。

行きどころのない怒りを下女にぶつけるという・・・

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続いて「夢十夜」。

カットは第六夜の運慶の話。

この話は高校時代に教科書で読んだ気がする・・・

面白くて旺文社文庫を買ってきて全を読んだ。

当時、文庫で箱に入っていて何となく高級そうだったからだわ(笑)

まだ、書斎の奥に眠っている。

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そして、「永日小品」

『三四郎』を書いた後に、小品を求められて書いたもの。

24編の短編からなる。

日常の生活や、ロンドン時代の生活などとりどり。

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最後は「満韓ところどころ」

漱石の随筆。51篇からなる。

満州と韓国を旅行したエッセイであるが、ほとんどの部分が満州のことである。

伊藤博文暗殺事件(明治42年)の後のこともあり、連載はしばしば中断された。

この本が出版されたのは明治43年(1910年)日韓併合の年である。

その辺りが影響しているのかも知れぬ。

連載が2年になろうとした年暮れに「このまま2年も書くのも可笑しかろう」と言うことで突然連載を休止した。

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★☆

一度、書斎を整理して、夏目漱石の作品を全部引っ張り出してこよう。






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最終更新日  2014.12.10 20:07:33
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