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maito3377さん
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夏目漱石の作品をヘラヘラ集めて30年近く・・・
一番最初に買ったのは『こころ』。大学の頃です。
なんだかんだと集めているうちに、最後に残ったのは『四篇』。
やっと、最後のピースが嵌りました。
夏目漱石『四篇』初版。
橋口五葉のデザインが美しく、なかなかいい価格で市場には出てきません。
函付ならばとんでもない価格になってしまうので函なし、初版でなくても重版でもと思っていたのが、やっと初版函なしで手に入りました。

この本には4つの小品が掲載されています。
まずは「文鳥」。
漱石と目される作家が三重吉から文鳥を飼うことを勧められる話。
全く責任感のない作家は放ったらかしにして文鳥を殺してしまう。
行きどころのない怒りを下女にぶつけるという・・・

続いて「夢十夜」。
カットは第六夜の運慶の話。
この話は高校時代に教科書で読んだ気がする・・・
面白くて旺文社文庫を買ってきて全を読んだ。
当時、文庫で箱に入っていて何となく高級そうだったからだわ(笑)
まだ、書斎の奥に眠っている。

そして、「永日小品」
『三四郎』を書いた後に、小品を求められて書いたもの。
24編の短編からなる。
日常の生活や、ロンドン時代の生活などとりどり。

最後は「満韓ところどころ」
漱石の随筆。51篇からなる。
満州と韓国を旅行したエッセイであるが、ほとんどの部分が満州のことである。
伊藤博文暗殺事件(明治42年)の後のこともあり、連載はしばしば中断された。
この本が出版されたのは明治43年(1910年)日韓併合の年である。
その辺りが影響しているのかも知れぬ。
連載が2年になろうとした年暮れに「このまま2年も書くのも可笑しかろう」と言うことで突然連載を休止した。
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一度、書斎を整理して、夏目漱石の作品を全部引っ張り出してこよう。
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