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2006年09月09日
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カテゴリ: 政治について
 今晩は。伊東です。
 今回は、宿題2つへの回答に取り掛かります。まず最初に、以前コメント欄でFKさんから出された以下の質問に関して応えます。

1.小沢民主とはこの政策があるから組めないという政策を教えてください。
2.小沢民主と組んでは共産党のこの政策がダメになるという政策を教えてください。
3.もし、お互いの譲歩できちんとした政策のすり合わせができれば、伊藤さん個人は組んでも良いというお考えでしょうか?それとも、共産党支持者のためには、一切譲歩はしないほうが良いというお考えでしょうか?


 ただ、ひとつお断りしておきたいのは、全国で日々がんばっている共産党の仲間を振り回す…「岩手の伊東がこんなこと語っていたぞ、どーなんだ」というような事を防ぐために、そういう事は書けないという事をご理解していただきたい、というのは、以前にも書いたとおりです。この事を踏まえた上で書いて見ますと…

1・2 これは合同で答えさせていただくのをお許しください。
 民主党は、現状FKさんの指摘にもあるような政策を語っていますが、その裏づけとなる行動に関して、不安な点があります。

 1)まずは、 日本経団連から献金を受けている事が、大きな弱点となりやしないでしょうか。 小沢さんが「いい事」言っても、経団連の献金が回っている状況では、そのお金に縛られて「いや、やっぱり」となりやしないか、という不安です。経団連が民主党にも「政策通信簿」をつけ「自民党と大差ない二大政党を目指す」立場から、民主党に献金を続けている状況下では、いつその「義理」に縛られた行動をとるか不安ですし、経団連から見れば、民主党が政権に近くなれば献金の割合をそちらにまわすでしょう。不安な点がまず一つ、ここにあります。

 2)そして、議員自体も 自民党と変わらない政策や信条を持つ人もかなりの数に上ります。 戸倉さんのような方が主流ならばまた別ですが「自民党とは政策は同じだが、やり方に不満だ」というレベルでしか、政策の差を示せないのでは「せっかく自民党破ったのに、同じ事になったんじゃ意味がない」という事になってしまいます。

 大きく語れば、この2点。他にも色々ありますが、最低限この不安が解消されない限りは「自民の悪政阻止」の一点で国政選挙をたたかう事を考える事は、かなり難しいと思います。
 2003年に民主と自由党(当時)の合併したのが、財界の「財界有利に政治をしてくれる二大政党」…言い方変えれば、 自民党がこけても、それに変わる政党(政権)が、変わらぬ政策をしてくれればいい という意味合いもあって、できた事を考えると、最低限、経団連の影響を抜け出さなくては、そういう話を考えられません。

3・「政策のすり合わせ」ができれば、共同した行動は出来ますが、特に国政では、その政策自体に大きい差があります。その中での一致点を模索するには、先に触れたことが大きなカベになります。
「せっかく自民党破ったのに、同じ事になったんじゃ意味がない」というのに手を貸すわけにはいきません。 国会・市民レベルで同じ問題点に取り組み、たたかい、運動を起こす中でそういう話は出て来るとは思いますし、今回のFKさんのように問題提起される方もいますが、現状の問題では、まだ選挙の協力までできる話ではないと思います。

4・FKさんの、後ほどのコメントで「無党派層の考え、行動をきちんとマーケティング」という話をされましたが、共産党の「民主集中制」というのは、俗に言われる「上位下達」ではなく、循環型になっています。手っ取り早く答えれば「みんなで話し合って、物事決まったら実行する」ただそれだけのことなんですが…話がずれました。戻しましょう。党には、党外からの意見を受け付ける「訴願委員会」(今でもこの名前だったかな?)もありますし、2万4千ある支部の活動が全国的に蓄積されているものがあります(さっき、循環型と言ったのはこの部分を指します)。それがマーケティングと呼ぶかどうかは分かりませんが、決して独善的にはものを考えないようにしていますので、「」内のことと併せて、紹介しておきます。

 色々忙しく、資料をそろえて解答できなかったのばかりが残念ですが、これまで自分の頭に入っている部分で語れる事は以上の通りです。
 選挙の共闘は、昔の「革新共闘」…共産・社民の共同行動にしても、運動が広まってからかなり時間がかかりました。自民党の力を考えると、FKさんの不安というのは分かります。
 ただ、数合わせだけで共闘をやったら、失敗します。1+1が2にもならない…かつて、東京の市長選挙で、市民団体側は「共産党は表出るな」、共産党も余り活動できず、以前は与党だった事もある自治体で負けてしまった事もあります。先に触れた問題点のほかにも、そういう信頼関係を作らないと、共闘というのは成功しないようですね。

 以上の記事が参考になれば、と思います。拙稿を見ていただき、ありがとうございます。
 (私は、ウサギと亀で言う亀ですので、余りキツイ突っ込みは…お手柔らかにお願いします)


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最終更新日  2006年09月10日 06時25分24秒
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