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2007年01月27日
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カテゴリ: 雑感・日記
 再び伊東です。
 第34号でおことわりしていた通り、ここで二つの記事に関して触れていきます。なお、前号で「討論は苦手」ということで話はしましたが、文を書く以上、どういう形であっても批評が出るのは当たり前だ、というのは覚悟していますので。ただし、脅迫は別物です。くどいですが。

1・「給食費未払い」報道。これによって一番応えるのは誰か。

 本題の前に生活保護。一部に不心得者があるのも事実ではありますが、その不心得者のせいで、生活保護受給者全体が、まるで全部遊び人だと思われるのは心外で、(大多数の生活保護受給者に対する人権)侵害です。
 さて、この給食費に関しても、文部省が2005年の実態について発表しましたね。東京新聞の記事を紹介します。

給食費未納22億円 全国で9万9000人
東京新聞07年1月25日


 なるほど「親の心がけが悪い」のが60%ですか。ま、いわゆる「モラル低下」に関しては、色々な所で触れられていて、赤旗においてもスポーツ欄で永井洋一さんが一週間に一回連載していますが、そこでの親御さんの情けない行動を書かれている事もあり、そういうモラル低下がまったくない、という立場に私は立ちません。

 だけども、ここでは二つのことを語っておきます。
 一つは 「貧すれば鈍する」 という言葉。ある程度生活が成り立っているから、自分の所を高めようという空気が(自分の中で)できるのであって、それがなければ「自分の生活を守る」という理由で生活のレベルを切り下げやすくなるものなんですね。「武士は食わねど高楊枝」という言葉もあり、またそれだけで自分の精神レベルを切り下げていけない事もその通りですが、人間は弱いものです。

 話の中で「親が贅沢な車ブイブイ言わせていて給食費払わないのは…」というのも語られました。そして、よく言われるのは「一生懸命払っている人もいるのに」というご意見。そのこと次第は「いや、それは違う」という人は少ないでしょう。


 そしてもう一つ。この記事で一番誰がダメージを食らうのか。まじめに払っている人というのは除きます。実は「33%」の経済的事情で払えない人だと思いますよ。悪質な人間というのは、何言われても馬耳東風でしょう。だけども、経済的事情で払えない、あるいは何らかの事情で払えず申し訳ないと思う人はこの給食費報道に関してプレッシャー受ける。間違いない。

 こういう事を考えると、この問題を扇情的に扱うのはいかがなものでしょうか。給食費を払う事は当たり前だ、という意見の前に少し考えてみませんか。このままだと、新しい分断策「給食費を払う人 対 払えない・払わない人」にまんまと乗せられてしまいますよ。
 なお、給食費そのものに関しては、こういう制度になっているという事であれば、払うのが当たり前の事なんでしょうが、私自身の性格が 「『当たり前』と思うことをことさらしつこく言われる事が嫌いだ」 という性格ですので、上記のような書き方になってしまいました。

 繰り返しになるかもしれませんが、扇情的になる前に、冷静に考えて見ましょう。

2・となり町の政治戦…役割変わっても、基本的な思いは変わっていなかった

 この記事を制作していい時間があと30分…駆け足で書いていきます。
 陸前高田市の市長は、4年前から中里長門さんがしています。全国でも7人しかいない日本共産党員の首長です。でも、やってきた事は一党一派に属しない、市民全体にとっていい事は何か、という観点で政治にあたって来ました。

 それまで増加傾向を見せてきた借金を、市長や、市職員の給与の減額で生み出した分を、市民生活に必要な施策に回してきました。
 陸前高田は一次産業が中心ともいえる産業形体。そういう特長を生かした産業政策で、農業・漁業従事者の仕事を増やしたり、自然災害時のダメージを少なく抑えたりしてきました。
 市の政治は、市民の声を聞かずして成り立つ事はできません。中里さんは各地に出向いて市政の話をする会合を行ったり、市長へ届く意見箱を設置したりして市民の声を拾い生かす工夫をしてきました。


 こういう政治を「政党の垣根を越えて、市民の力を集めて」実行してきました。実行する中で、国の制度改正や、財政健全化に配慮した結果、進めたいと思った政策を実行できなかった事もありました。でも、中里さんは、その事情を隠さず説明し、出来うる限りそのリカバーにつとめてきました。

―――――――――――――――――――――――――

 先日、中里さんと会いました。一言感想語るとすれば「変わっていない」。よく、立場が上の所に行ったら、人間変わってどうしようもないなんて話を聞きますが、中里さんはそういう所はありませんでした。これまでの人生「人のためにできる事は何か」という観点で行動し続けてきた姿そのままです。
 市議時代、高田の事務所に行くと、議会の質問などの準備に各種の資料を見ながら勉強する中里さんの姿がありました。この姿を見て「政治に携わる者、こういう勉強する姿勢が大事なんだ」というのを学びました。



 こういう風に身近に接してきた一人として、何とか今の高田の政治の流れを続けさせたいなと思っている身として、あと一週間で審判の時は迫りますが、いい結果を出せれば、と思っています。「地域の有力者が幅を利かす」のではなく「そこに住む方々の力が活きる」政治を。中里さんはじめ、その立場で力をつくす人たちにエールを送ります。


 さて、本当に駆け足でお送りしてきました。何しろ一つは時間限定なモノで。このエントリは、後で訂正の必要があっても一週間は更新しません。今回の記事制作はここまでにします。今日も拙文を読んでいただいてありがとうございました。また明日お目にかかります。





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最終更新日  2007年01月27日 23時59分03秒
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