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2009年03月10日
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カテゴリ: 雑感・日記
 こんにちは。伊東です。
 今日の記事は2部構成でお送りいたします。

 まず、拙ブログでも幾度となく取り上げてきたカルデロンさん一家の事で。
 3月9日に入管に出頭、父親のアランさんが入管に収容、のり子さんと母親のサラさんは『仮放免』。13日までに態度表明しなければ、3人とも追い出すのだとか。
 この問題について全容触れようと思ったら…やはりこの方の力を借りねばなりません。
 村野瀬さんの記事の力を。

子どもを不幸にする正義はないと思う。
 (カルデロンのり子さんと一家の2009年3月9日 + みなさんのコメントから)
 村野瀬玲奈の秘書課広報室・3月10日記事より。


 その一方では「違法は違法だ。とっとと3人とも追い出せ」と語るグループもいます。そちらの方は紹介したくありません。自分の本位でない事の片棒担ぐの嫌だから。
 その一方で、各地の高校では「授業料未納なら卒業証書渡さない」というのが流行っているようです。

尾村としなり島根県議 09年2月議会一般質問
  (尾村さんホームページより)



 こう語ってしまえば簡単に済むし割り切りやすいです。
 でもね、逆に言ってしまえば「決まりは決まり~」ってのを守りきれないってのは、何かわけがあるから。「授業料未納」が起きたら、何故授業料が払えないのか。「不法滞在」が問題なら、それに対する罰は「追い出す」以外ないのか。他に手はないのか。

 どうにも「当たり前」に生きてこれなかった人間としては 「当たり前だ」という言葉に潜む傲慢さ、無神経さに対して一々引っかかる ものがあるんですね。
 カルデロンさんの場合は入国の仕方が違法なのは、この項でも多々書いてきたとおり事実なわけですが、じゃあそれ以外に何かしたというわけでもなし、職場や地域、のり子さんの場合は学校に『存在』しているわけですから、それを無碍に奪うのがいい事かと疑問に思いますし(何か犯罪犯した日本人が国外に追い出されたというのもない※1)。

 学費に関しても、自分が通っていた高校の校則でも「授業料未納は退学にする」という条文は書いていましたが、それを厳格に適用していたら私は「高校中退」の身です。まずは、成長期にある青年を学び成長さす事が第一で、お金に関してはまた別なやり方で対応する、が適当なはずですが、どうにもこの手の事象見てみると「決まりは決まり~」という杓子定規な態度が目につくわけで。
 そのおおもとに来るのが何なのか、といえばこの言葉ですか。
ゼロ・トレランス 。
 不寛容を是とするこの考え方。
 どっかの国でこの制度取り入れて犯罪率減らした(※2)とかいう話も聞きますが、本来物事やっていい事悪い事学ぶのは教育によってそれがなされるべきで、それが充分身についていない、あるいは認識が充分でない人に対して不寛容に対処するというのは…。



ルールを守る事と、不寛容な事。
 別な話ではないべかね。

 なんかそれが一緒になって「守れない人」に対して攻め立てる事で(問題の解決なんぞどうでもいい)「自分たちはルールを守ってんだぞ」という変な優越感を感じるために色々な事象使っている。そういう風にしか見えない物事もあります。
 必要な事なら、静かにその事分からせればいい。
 必要以上に騒ぐ事のものか、と思うわけです。
 てな事ズラズラと書いてきました。

 正直、今世に広まっているゼロトレランスは「ルール違反は除外する」という考え方が主軸となっていますが、かえってそれは世の中からはじく人を多く出させる事になる。「社会に内包させ、その中でルールの適応、あるいはその状況に対する対応」こそが必要ではないか。
 「ゼロ・トレランス」ではなくて「あると思います、トレランス」(※4)。
 これこそが必要じゃないかと思います。
 大変なのは分かりますけどね。

 ズラズラと長文書きましたが、自分の思いばかり何ぼかでもくんでいただければという所で、拙文の第一弾終わらせていただきます。もう1つは…久しぶりにやっこいの書けそうですね。楽しみにしないでお待ちいただきます。


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伊東宛の私書箱はこちらからです。当面これしか連絡手段がありません。どうぞご意見をお寄せください。

※1 この世から追い出されたというのならありますが。
もう1つの※1 そうしたいと思っているグループもいますが、勘弁してください。

※2 ルドルフ・ジュリアーニ・ニューヨーク元市長の ウィキペディア紹介ページ 参照。

※3 もちろん、中学卒業で世の中に出て、立派にしている人も沢山います。高校卒業という物事だけで図るのもちょっと…という思いはしています。要はその高校生活で何を身に付けたのか、という話であればスキッとするんですが。

※4 私の英語の成績は、限りなく赤点に近い2/5でした。





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最終更新日  2009年03月10日 19時10分15秒
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