「インディオの世界」
アメリカ大陸に花開いたアステカ、マヤ、インカの文明 ビジュアル博物館(第47巻)
エリザベス・バケダーノ著 川成洋・監修 1994/6 同朋舎出版 原書1993
「イメージの博物誌」
に並んで、
このビジュアル博物館シリーズも美しい。カラー写真を見ているだけでうっとりする。この本にでているような世界こそ、レムリアの多火手が後半生を送った世界であり、シャボン玉都市空間に現れた、泥付き大根のような車とは、このような世界から抜けでてきたような車のことだ。
アステカの太陽石
この石はアステカで発見された一番大きな彫刻で、直径が4mもある。中央には大地の主の太陽が描かれている。この石は「暦石(れきせき)とも呼ばれ、世界は4回蘇生をくりかえしてきたが、現在の第5の世界も地震で滅ぶ運命にあるというアステカの思想を示している。アステカの神話によれば、第5の世界が誕生したときに、太陽、月、人間も次々とつくられた。
p41
そういえば、アセンション好きな人々の中で語られている2012年の何月、という区切りは、このアステカ暦石によるマヤ暦が基になっているのではなかっただろうか。
スポーツとゲーム
アステカでは生活のすべてが宗教を中心に回っていた。スポーツとゲームも例外ではない。アステカの代表的なゲームは、西洋双六(すごろく)に似た「パトリ」と球技の「ウラマ」である。ウラマは、アステカ王国が成立する前からマヤで行なわれていた。また、ウラマの球戯場は世界を、ボールは月と太陽を表すという宗教的意味もあった。競技者は命を賭けて勝敗を競った。
p58
そういえばわが 国の
相撲
という競技も実は、うんちくを傾けていくと、さまざまな隠れた
意味
があったのだった。赤房、青房、白房、黒房、東と西に分かれて、「はっけ
よい」とは「八卦よい」の意味だという。陰陽吉凶を占ったのである。最近、イタリアの大統領になったサルコジさんは、「ポマードで髪をかためた裸の男が抱き合っているスポーツのどこが面白いのか」という内容を発言していたというが、まぁ、すこしはもっと異文化も勉強する機会をふやすべきだろう。中世ドイツにおいてマルティン・ルターが悪魔払いの宗教儀式を基に作成したとされるボーリングなどもある。ボールをころがし、瓶を倒して、何が面白いのか、なんて、私もついつい思いがちだが、どうやら口はすこし慎んだほうがいいようだ。

ヘッセの水彩画 2007.11.04
ヘルマン・ヘッセ 雲 2007.11.04
わが心の故郷 アルプス南麓の村 2007.11.04
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