「ニューズウィーク日本版」 2008-7・30号
チベットの希望、カルマパ17世
2008-8・6号
Vol.2 No.301 ★★★☆☆
「 オーマイニュース」 で面白そうな記事を見つけたので、早速、当の雑誌をめくってみることに。
「私がチベットの希望だ」
85年にチベットの遊牧民族の家に生まれたアポ・ガガは、7歳でチベット仏教カギュ派の最高位、カルマパ17世に認定された。チベット仏教においてダライ・ラマ14世、パンチェン・ラマ11世に続く第3位の高僧だ。
チベット自治区で生まれ育ったカルマパだが、中国当局の監視に耐えかねて14歳のときに逃亡。ヘリコプターや馬を乗り継いで、チベット亡命政府のあるインドのダラムサラに亡命した。
ダライ・ラマは73歳という高齢で、パンチェン・ラマが95年から失踪したままであることを考えれば、若きカルマパがいずれチベット仏教の指導者になるとみる向きもある。23歳の誕生日を前に、5月の訪米やチベット問題、北京オリンピックなどについて本誌スディプ・マズムダムが聞いた。
「ニューズウィーク」2008/07/30 p60
後継問題やアメリカ体験もともかくとして、時が時だけに、北京オリンピックをどうとらえているか、気になるところ。
----北京五輪のボイコットを呼びかける動きについてはどうですか。
中国は大きな国で、共産党だけののものではない。中国の同胞たちのものだ。彼らが自分たちの経済成長を示し、考えを表現する機会を世界はもっと与える必要がある。五輪はいい機会になる。私はボイコットに賛成はしないし、ダライ・ラマも同じだ。
p60
わずか1頁の短いインタビューだけに、こまかいディティールが分からないが、まずは、本人が元気であり、まったく「自由」とまではいかないまでも、あるい程度の範囲で発言できる環境であることを確認できたことは素晴らしい。
----チベットの住むチベット人に言いたいことは。
言葉にするのはむずかしい。私がこの世に生きていることが、生を受けたすべての人のためになってほしい。そこにはすべてのチベット人も含まれる。そうでないとしても、私はいつも、自分の存在がすべてのチベット人のためになるよう願っている。
同上
ところで、この記事では、なんと、当のラマ・カルマパ17世の写真を別人の写真と間違えてしまったということだ。なんという・・・・。雑誌などではよくあることだが、次の週に上に貼り付けた写真とともに訂正記事が載っていた。
「訂正」7月30日号60ページのカルマパ17世の写真が間違っていました。正しくは上の写真です。おわびして訂正します。
p79
この記事も、ご本人の正しい写真を見ながら読むと、またニュアンスが違ってくるから不思議だ。彼こそは
、「カルマパ16世
」
の生まれ変わりと言われている人。
ネット上を検索すると、彼の画像はいろいろでていくるようで、下の写真などは、カルマパを見るダライ・ラマのまなざしがなんとも「頼もしそう」に見ているのが微笑ましい。
追記 「ニューズウィーク」誌の写真の間違いの背景には
、「2人のカルマパ17世」
問題があるらしい。
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