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事故から2カ月余り経ったが、好転の兆しが見えてこない。
頭を整理するために新聞、NHKのオンラインニュースに載った東電の発表を自分の関心に合わせて編集した。
[原子炉建屋立入]
今月に入り、3月の事故以来初めて1~3号機の原子炉建屋に東京電力の社員が入った。
1号機は5日。2,3号機は18日
[ メルトダウン
]
12日の発表
1号機の圧力容器底部の直径数センチ程度の穴に相当する損傷部から水が漏れている。1号機はメルトダウンしていた。
15日の発表1号機で起きた「メルトダウン(炉心溶融)」は最近起きたものではなく、同原発が津波に襲われた約4時間後の3月11日夜に始まった。
23日の発表2、3号機についても、1号機と同様に核燃料がメルトダウン(炉心溶融)していた。
[格納容器]
25日?の発表
1号機と2号機の格納容器に穴の可能性。
これは私の見解だが
「 圧力容器の穴
」については1紙の記事にしか見つけられなかった。1~3号機とも「破損」とする記事があったので「 メルトダウンによる破損
」には「 穴
」が含まれると思う。
収束への工程表にあった「水棺」方式は-格納容器を水で満たす-は穴があいている可能性が高く不可能になった。水を循環させる循環冷却方式も、次のようなニュースもあるし、やはり穴が開いていたらむつかしいのではないか。
工程表の「6~9カ月かけて事故の収束を目指す」って?
そうか9ヶ月たっても収束のめどさえ立たなくても、「収束を目指す」ことは可能である。上手い言い回しである。
マニフェストでないが工程表にこだわって、決断すべき所をできないまま、現場作業員、子供たちを徒に長期間放射線にさらすことにならないか。なっていないか。
[汚染水]
26日?の発表
(2号機と3号機のタービン建屋などの汚染水は、敷地内の集中廃棄物処理施設の中に移送されています。原子炉を冷やすための注水によって汚染水の量がほとんど減っていないことから)、
これまで計画していた1万4000トンに加えて、さらに5000トンを移送できないか検討するため、3号機については、25日午前9時すぎに移送をいったん中断し、計画より多く汚染水を移した場合の安全性を確認した。しかし、3号機の汚染水を移した施設で水位を測ったところ、 20時間前よりも4.8センチ下がっていた。57トン余りの汚染水が減った計算になる
ということで、施設内で漏れていないかどうか慎重に調べている。
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