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chiko619 @ Re:新参者(09/22) 「新参者」読みました。 東野圭吾さんは、…
kimiki0593 @ 相互リンク 初めまして、人気サイトランキングです。 …
Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ はじめまして^^ 先ほどこのロングインタビューを読み終え…
2007.01.28
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カテゴリ: 教育・子育て

 「PISA(OECD生徒の学習到達度調査)2003年調査」の結果は、
 日本国内に大きな衝撃を与えました。

 PISAでは、知識の量を求めるのではなく、
 知識の活用や応用力が問われたのですが、
 日本の場合、数学リテラシーは、前回調査の1位から6位へ、
 読解力は、同じく8位から14位へと転落していました。


この結果を受け、各所で「学力」というものについての議論が盛んになり、
「学力低下」が叫ばれることになりました。

「教育」の目指す方向が、また、大きく変わっていこうとしています。

PISAでは、フィンランドが「学力」トップの座を維持し、
北欧の国々も、それぞれに「学力」が高いことが判明しました。
そして、この本は、北欧国の一つであるスウェーデンの中学校の様子を
実際に現地で指導した日本人教師が、リポートしたものです。

  ***

・日本の小学校6年間に当たる期間は、原則的にクラス替えが無く、
 中学校になってからも、そのまま3年間過ごすところも多い
・定期考査や実力テストのような集中テストはない
・中学2年生の秋学期終了時に、生まれて初めての成績表をもらう
・高校や大学に入学する時、入学試験による選別はない


等々、日本とは、かなり違う部分があることが分かります。
しかしながら、

・イジメが学校内で最大の問題である
・連日、さまざまな職員の会議が行われている
・公立学校への不満から「自由学校」を選択する保護者がふえてきている



「あとがきにかえて」で書かれている「教員の問題」についても、
日本と共通する課題が見られます。
日本における「学校版2007年問題」を考える際、
たいへん示唆に富んだ内容で、
私は、この部分が一番印象に残りました。





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Last updated  2007.01.28 18:02:31 コメントを書く
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