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chiko619 @ Re:新参者(09/22) 「新参者」読みました。 東野圭吾さんは、…
kimiki0593 @ 相互リンク 初めまして、人気サイトランキングです。 …
Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ はじめまして^^ 先ほどこのロングインタビューを読み終え…
2009.02.18
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『友だち地獄』 を読んで、その存在を初めて知り、
 ちょっと、気になったので購入して、読んでみました。
 本著に掲載されている、彼女の日記から漂う雰囲気は、
 決して「死」を連想させるような、暗いものではありません。

 彼女の最後の日記が書かれたのが、1999年3月17日(水)。
 別冊宝島445『自殺したい人びと』に掲載された
 「いつでもどこでもリストカッター」が書かれたのが、1999年3月22日(月)。
 そして、南条あやさんが他界したのが、その8日後。


むしろ、努めて明るく、リストカットや精神科通い、そこで処方される薬について書いています。
もちろん、薬には、すっかりはまり込んでいたようで、危うさを感じずにはおれませんが……。
あ、それと、カラオケも、とっても好きだったようですね。

このように、日記から漂う雰囲気が、思いの外明るいものであるのは、
この日記が、インターネット上で公開されたものである上に、
それが、当時、すでに、かなり注目を集める存在となっていたため、
その日記を読んでくれる人たちを、かなり意識していたからであるとも思われます。

それに比べると、「いつでもどこでもリストカッター」については、
これまでの自分を振り返り、自分自身の内面を見つめたうえで、
これから先どうするかについて、考えているようなところがあるように思えました。
この辺りの日々で、彼女に、何らかの変化があったのかもしれません。


日記やその他の文章からは、私は、想像もしていませんでした。
つまり、肝心な所は、彼女は日記で全てオープンにしてたわけではないと言うことでしょう。
日記に表現されているのは、あくまでも「ネットアイドル・南条あや」の世界だった。

彼女の本当の姿を知り、彼女がなぜ死に至ったのかを知るには、
本著に掲載された日記等だけでは、決して十分ではなさそうです。

「南条あやの保護室」 で、本著に掲載された分以外の日記も読むことが出来るので、どうぞ。





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Last updated  2009.02.18 23:57:51 コメントを書く
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