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chiko619 @ Re:新参者(09/22) 「新参者」読みました。 東野圭吾さんは、…
kimiki0593 @ 相互リンク 初めまして、人気サイトランキングです。 …
Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ はじめまして^^ 先ほどこのロングインタビューを読み終え…
2009.05.24
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 本著と 『わたし、男子校出身です。』 とを比べ、
 また、その著者である、はるな愛さんと椿姫彩菜さんとを比べながら、
 読み進めていったのではなかろうか。

 そして、この二冊、それぞれに描かれた出来事を比べ、
 それぞれの著者である二人の、これまでの人生の歩みを比べてみた時、
 それぞれの家庭環境が、あまりにも違い、歩みにも隔たりがあることに気付き、
 その違いの大きさ・隔たりに、ある意味、大いに驚かされたのではなかろうか。


人は生まれてくる時、どんな状況の家庭や、両親の元に生まれていくかを選べない。
経済的に恵まれ、両親は夫婦円満、そんな親から待ち望まれて、誕生する子もいれば、
経済的に不安定で、夫婦関係も今一つ、そんな予定はなかったのに生まれてくる子もいる。

どちらが良くて、どちらが悪いとは、一概には言えないけれど、
椿姫さんの生まれ育った家庭環境と、はるなさんの生まれ育った家庭環境とでは、
大きな違いがあったことだけは、はっきりしている。
その辺の違いは、現在の二人の、人としての有り様に、少なからず影響しているだろう。

また、生まれ育った時代の、わずかなズレが、
二人の成長に、結構大きな影響を及ぼしているのではなかろうか。
生まれてくる時期、時代も、子どもは選ぶことが出来ないのである。
そして、どんな心に、どんな体を持って生まれてくるかも、選ぶことは出来ない。


大きな共通点がある。
そして、その共通点から発する悩みや、周囲の無理解、生活における困難さについては、
二人とも、これまでの人生の中で、同じように、辛い体験を積み重ねてきている。

異なる環境の中で育ちながらも、
共通する困難に立ち向かい、これまで生きてきた二人。

二人が共通して味わった困難さの解消は、これからの社会の大きな課題の一つである。





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Last updated  2009.05.24 23:09:07 コメントを書く


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