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chiko619 @ Re:新参者(09/22) 「新参者」読みました。 東野圭吾さんは、…
kimiki0593 @ 相互リンク 初めまして、人気サイトランキングです。 …
Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ はじめまして^^ 先ほどこのロングインタビューを読み終え…
2019.03.10
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カテゴリ: 文芸
​  猫猫 の父・羅漢は、碁の達人。
 彼に勝てるのは、今上陛下の指南役である棋聖くらい。
 そんな羅漢が、これまで指してきた碁の棋譜を掲載した書を出版。
 これが契機となって、宮中では碁が一大ブームに。

 そして、都の北にある劇場で、碁大会が催されることになりました。
 その参加料は銅貨十枚で、羅漢に挑戦するには銀十枚が必要。
 しかし、羅漢は囲碁が強い人間に対しては、比較的敬意をもって接する人物です。


今巻は、高順の息子であり、馬閃の兄・馬良と、その姉・麻美(マーメイ)が登場。
どちらも優れた能力を持ちますが、馬良は人前に出ることが苦手で、麻美は超勝気。
麻美は母親似らしいので、高順の家庭での立場も容易に想像されます。
二人は、壬氏の側で仕える役どころで、今後も頻繁に登場することになるでしょう。

そこに、刑部高官の三つ子の息子たちの女性問題が絡んできます。
さらには、玉葉后の父・玉袁や、現在父に代わり西都を統括する兄・玉鶯、
そして、玉鶯の養女(異民族の娘)等々。
この玉葉后周辺の動きが、今後のお話の核になっていきそうです。

さて、壬氏は羅漢との対戦で、勝利まであと一歩のところまで迫りましたが、
例の三つ子問題に関わる突然のハプニングで、対戦は中断してしまいます。
そして、日を改めての継続戦では、羅漢に優勢を一気にひっくり返され、敗戦。


その後、壬氏は、主上、玉葉后、猫猫の前で、帝の臣下となることを願い出ます。
そして、思いもよらぬような行動を断行します。
その上で、「よほどの信用できる女でなければ、妻にできなくなった」の一言。
それにしても、何と強引な……





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Last updated  2019.03.10 11:39:59コメント(0) | コメントを書く


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