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chiko619 @ Re:新参者(09/22) 「新参者」読みました。 東野圭吾さんは、…
kimiki0593 @ 相互リンク 初めまして、人気サイトランキングです。 …
Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ はじめまして^^ 先ほどこのロングインタビューを読み終え…
2022.03.21
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カテゴリ: 文芸
​ 映画 『ドクター・デスの遺産』 を動画配信で観る前に、
 先に原作を読んでおこうかなと思って調べてみると、
 刑事犬養隼人シリーズの一冊であることが判明。
 ならば、ついでにシリーズを全部読んでしまおうということで、
 シリーズのスタートとなった本著を、まず読むことにしました。

   ***

深川署に近接する公園で、臓器の全てが摘出された若い女性の死体が発見され、

この事件の捜査に当たることになったのが、警視庁捜査一課の犬養隼人。
彼は、自身の娘が腎機能低下のため帝都大病院で人工透析を受け、
腎移植も視野に入れていました。

その後、次々に同様の殺人事件が発生し、犬養は埼玉県警の古手川と共に捜査を進めます。
そして、その被害者のいずれもが、臓器移植を受けていたことを突き止め、
この段階で、移植コーディネーターの高野千春や、
被害者たちに臓器提供したドナーの母・鬼子母涼子が犯人である可能性が高まります。

しかしながら、国内の臓器移植推進派の第一人者であり、犬養の娘の主治医・真境名孝彦、
その夫人で麻酔医の真境名陽子、帝都大病院で臓器移植慎重派の榊原博人らも、
まだまだシロとは言いきれない……
そして、最後は大どんでん返しの連続。



『護られなかった者たちへ』 同様、
最後の最後まで誰が犯人なのか本当に分からない展開で、さすが七里さんでした。
それにしても、 『ギフト±(24) 』 を読み終えたすぐ後に手にしたのが本著。
偶然にも、臓器移植問題を扱った作品を連続して読むことになりました。





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Last updated  2022.03.21 15:16:18コメント(0) | コメントを書く


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