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chiko619 @ Re:新参者(09/22) 「新参者」読みました。 東野圭吾さんは、…
kimiki0593 @ 相互リンク 初めまして、人気サイトランキングです。 …
Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ はじめまして^^ 先ほどこのロングインタビューを読み終え…
2022.05.22
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カテゴリ: 文芸

 そしてエピローグに、定番となった著者あとがきという構成。
 副題の通り、大学院を卒業した清貴の修行先各所での奮闘が描かれると共に、
 大学生となった葵との関係が、ますます進展していきます。

   ***

『プロローグ』は、『蔵』のオーナー・家頭誠司が清貴に、
店を継ぐ前に10社を回り、1年半から2年弱かけて修行してくることを申し渡すお話。
第1章『一生に一度は』は、清貴が松花堂庭園・美術館で最初の修行をしながら、
石清水八幡宮の『目貫きの猿』の釘が抜かれた謎を解き明かすというお話。


上田邦光社長が、約17年前の幼かった清貴のことを「ホームズ」と呼んだ日を振り返ります。
さらに、妻との離婚に、実は清貴の母・清美が関係していたことや、
無名作家の絵を高額で売り付けられようとしたのを清貴が阻止したエピソードも。

第3章『聖母の涙』では、メトロポリタン美術館での修業を終え帰京した清貴が、
葵と共に訪れた教会で、マリア像が血の涙を流すという事件を解決します。
そして、掌編『宮下香織の困惑』では、『蔵』を訪ねた香織が、
店番をしていた店長・武史と言葉を交わすうちに……

さらに『エピローグ』では、柳原の弟子となった 円生
祇園にある料亭の宴会場でのお披露目会の様子が描かれます。

   ***

石清水八幡宮
エジソンンのエピソードばかりが印象に残り、
『目貫きの猿』のことは全く記憶に残っていません。
次回訪れる際には、しっかりと見たいです。





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Last updated  2022.05.22 16:44:34 コメントを書く


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