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chiko619 @ Re:新参者(09/22) 「新参者」読みました。 東野圭吾さんは、…
kimiki0593 @ 相互リンク 初めまして、人気サイトランキングです。 …
Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ はじめまして^^ 先ほどこのロングインタビューを読み終え…
2023.09.08
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カテゴリ: 文芸
前巻 を受けての、南領を舞台とするお話の締めくくり。
 玲琳と入れ替わった慧月は、尭明に命じられた茶会を敢行。
 芳春は、慧月を陥れようと、他家の雛女たちに巧みに言葉を連ねますが、
 慧月はその言葉を逆手に取り、他家の雛女たちの認識を改めさせることに成功。

 茶会後、慧月は尭明から今回の事件の真相を聞かされ、共に邑へと向かいます。
 その頃、玲琳は、瀕死の重傷を負った雲嵐を必死に治療していました。
 途中、彼女にしては珍しく挫けてしまい、危うい行為に及ぼうとしかけます。


江氏や林煕が邑に辿り着くと、そこでは予想外の光景が繰り広げられていました。
慧月が舞い、邑の女たちが田植え歌を紡ぎ、尭明が豊穣祭の執行を宣言。
そして、皆の前で江氏の悪行が次々に暴かれると、彼には天罰が下ります。
さらに、尭明は林煕に、今回の件は既に藍家当主に伝達済みだと知らせたのでした。

そして、舞台は雛宮へ。
玲琳と芳春のその場が凍りつくような舌戦を、慧月がハラハラしながら見守ります。
やがて、二人は本性をあらわにして言葉をぶつけ合い、慧月もそこに引きずり込まれ……
双方とも一歩も譲ることなく、今回のバトルは終了。

   ***

絹秀が亡き妹・静秀に語りかけた「最高だな、おまえの娘は」に続く
「-そして、最低だ」の声が、とても気になります。

著者の感情を細やかに描き上げていく筆力には、感心させられます。





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Last updated  2023.09.08 18:31:18 コメントを書く


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