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chiko619 @ Re:新参者(09/22) 「新参者」読みました。 東野圭吾さんは、…
kimiki0593 @ 相互リンク 初めまして、人気サイトランキングです。 …
Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ はじめまして^^ 先ほどこのロングインタビューを読み終え…
2025.11.22
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カテゴリ: 社会・政治・時事
​  『コモンの再生』 以来、久々に内田先生の著作を手にしました。

  本書は主に2024年に書いた時評的な書きものを集めて
  一冊にまとめたものです。(p.2)

 本著冒頭、「まえがき」には、このように記されています。
 そして、巻末には次のような記載も。

  ※本書は「朝日新聞」「中日新聞」「信濃毎日新聞」「山形新聞」「日本農業新聞」
  「桐生タイムス」「AERA」「週刊金曜日」「通販生活」「月刊武道」「東洋経済」
  「蛍雪時代」等に掲載され、ブログ『内田樹の研究室』に再掲載されたものを


本当に様々なメディアに記事が掲載されていることに驚かされますが、
取り敢えず、本著を読めば2024年に内田先生がどんなことを考えていたか分かりそうです。

  だが、かなり長いスパンの中において見ないと、出来事の意味というのはわからない。
  だから、文脈が示されないままに速報記事をいくら読まされても、
  今何が起きているのかはわからない。(中略)
  おそらくもうずいぶん前から日本のメディアは
  「現実を観察し、解釈し、その意味を明らかにし、これから起こることを予測する」
  といった一連の知的プロセスを放棄してきたのだと思う。(p.47)

タイパタイパと皆がせっかちになり、物事の見方が瞬間的、短絡的なものに陥っている。
真偽の定まらない情報に対しても、選択的、感情的に過剰に反応し、
それが圧倒的世論として形成されてしまうことも珍しくありません。





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Last updated  2025.11.22 15:40:13 コメントを書く
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