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2014.10.04
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大高勇治『第七駆逐隊海戦記―生粋の駆逐艦乗りたちの戦い』(光人社NF文庫,2010)


感想などでは無く、珍しい部分があったのでメモを残しておきます。

本書の特に珍しい点はあまり記録が残っていない伏見宮博義王についての記述にまるまる1章が充てられていることです。

昭和十二年当時、著者が第六駆逐隊司令部付として駆逐艦「雷」乗組だった際の回想が本書105頁以下130頁まで1章にまとめられているのですが、章のタイトルが「海の宮様行状記」となっているように、この時期の第六駆逐隊司令は伏見宮博義王。

いくつかのエピソードの他、迎え入れる乗組員の側からの印象なども語られておりますが、伏見宮博義王についての同じ駆逐艦に乗組んだ人物による証言というのは他の本で見た記憶がありません。

ちなみに「雷」に関しては橋本衛『特型駆逐艦「雷」海戦記―一砲術員の見た戦場の実相』(光人社NF文庫,1999)という本もありますが、そちらの本には支那事変期の話は無いので伏見宮博義王の話は出てこなかったと記憶しています。

ご参考まで。





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最終更新日  2014.10.04 15:58:51
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