サルには無理な「起業と会社成長に活かす時代の流れのとらえ方!」

サルには無理な「起業と会社成長に活かす時代の流れのとらえ方!」

2005/10/01
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カテゴリ: 日経ビジネス
今年6月、取締役を辞し経営の第一線から退いた京セラの名誉会長・稲盛和夫氏の「西郷南洲遺訓と我が経営」の3ヶ月連載が「日経ビジネス」10.3号で始まった。

     http://www.kyocera.co.jp/company/index.html

ご承知のように、稲盛和夫氏(以下稲盛名誉会長)は若手経営者のための勉強会を1983年〔昭和58年〕からはじめ、全国にその「盛和塾(http://www.seiwajyuku.gr.jp/)」の卒業生が企業経営で活躍している。

その稲盛名誉会長は、昨今の世相の乱れ、企業の不祥事、官民の談合事件、
政官界の混迷と堕落は、世のリーダーが「正しい哲学=人間としてどうあるべきか」を見失ったためと憂いている。

そして、昨今の企業のコーポレートガバナンス(企業統治)やコンプライアンス(法令順守)では不祥事や不正は防げないし、MBA(経営学修士)は経営のテクニックを身に着けただけでもあり、企業経営に今こそ『大人の道徳』が問われるという。

この連載を貫く思想は、西郷隆盛(雅号は南洲)がこよなく愛した「敬天愛人―自然の道理や人間として正しい道を善しとし、私心を亡くし利他の心を持って生きる―」であるという。
    ※西郷隆盛の思想や考えを纏めたのが「西郷南洲翁遺訓    (http://www.iwanami.co.jp/.BOOKS/33/X/3310110.html)」




人の上に立つ経営者や政治家は、優秀で才能があるというだけで選んではいけない。何より大切なのは立派な人間性や人格を備えているかだと力説されている。

創業経営者で代表される松下幸之助、本田総一郎やこの稲盛名誉会長そして
最近の日本電産の永守重信氏等は、会社が軌道に乗るまで困難と苦労との
壮絶な戦いの中で支えとする思想や教えとその経験からの新たな開眼は
万人を納得させるものでる。

改めて、経営は知識やテクニックましてや気合や根性に負うものでなく、
「正しい哲学」を持った人が行う道徳的活動であると思い知らされる。

この後の連載を楽しみにしたい。

************(一口メモ)*************

テレビに出てくる街の若者やスポーツマン、芸能人等のインタビューや
話を聞いていると、言葉の乱れに外国人のように見えてくる。


 1位 ○○でよろしかったでしょうか
 2位 ○○からお預かりします
 3位 私って○○じゃないですか

このほかに「(肯定表現に)全然○○」や「きもい」「やばい」等が挙げられている。

本当に、日本語の乱れに『ちょう むかつく』である!










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Last updated  2005/10/01 07:03:53 PM
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