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2021.01.31
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カテゴリ: 読書
出先から事務所に電話を掛けて上司につないでもらおうとして待っている際に、いつもはお淑やかなお局様の声が電話口から聞こえてきた。

「〇〇主任はがんばってるの~?あの人は主任なのに何もしない人だからね~、もっとがんばってもらわないとね~」

どうやら電話がつながっていることに気づかずに私の悪口を言っているようだ。しかも普段対面で話す時とは違い、語尾を伸ばした厭味ったらしい喋り方である。

瞬時に頭に血が上ってしまい、あまりの怒りでその後3時間ほど出先での仕事が手につかなかった。まさかお局様がそんなふうに自分を見ているとも全く思っていなかったので人間不信にもなりそうであった。

4時間ほど経って若干冷静になってきたところで、これはどうしたものかと悩んだ。

相手が男性社員ならたとえ上司であっても後でガツンと言い返してやるところだが、女性相手には気が引ける。かと言って自分の悪口を聞いてしまった以上、何もリアクションしないのも精神的に収まりが悪い。

しばし悩み、さらに冷静になってきたところで、この件から自分が学ぶべきことはなんであろうかと考えた。
それはやはり、人の悪口は思っていても口に出してはならないということだ。いつどこで誰がそれを聞いているとも限らない。
しかしそれだけで良いのだろうか。



先日「 ヤクザの人生も変えた名僧の言葉 」という本を読んでいたら、蓮如というお坊さんの話が載っていた。
その話では、お釈迦様が町民から罵詈雑言を浴びせられた時、お釈迦様は一切反論せずにその場を立ち去ったらしい。
悪口という毒蛇を受け取らなければ、その毒蛇は持ってきた者が持ち帰るしかない。というわけだ。

私はお局様の悪口を受け取ってしまい、数日間むだに悶々としてしまったが、そもそも受け取らなければ良かったのだ。






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最終更新日  2021.01.31 21:59:46
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