活き活きPC&園芸三昧

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December 3, 2019
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カテゴリ: 天文


  今回の記事は、望遠鏡のフード作りの第2弾です。今回は、50㎜のガイド鏡と最近購入したニュートン反射のBKP150とEdge HD800の2回目のフードを製作した話題です。製作のモチベーションを記しますと、

 1.50㎜ガイド鏡:60㎜では大き過ぎ、取り回しが面倒なので50㎜鏡へダウンサイズ。
 2.BKP150鏡:ニュートン反射鏡は、星雲撮影の基本鏡として常用したい。
 3.Edge HD800:前回製作したフードの重量は950gと余りにも重い。ダウンサイズに!


  今回は、円形カッターという文明の利器を味方に付けて、前回よりも完成度の高いフードを作成するように努力しました。

  結露防止フードは、基本的に段ボールの紙のハニカム類似構造の吸湿性を拠り所にしています。よって、フードの内部に紙の表面積を極大にするために、紙を立体的に積み上げた形にしています。具体的には、帯状に切断した段ボール紙を巻き巻きにしてハニカム形状にしています。

  前回の経験を元にして、以下のような工程を最終的な形にしました。

■フード作成の工程

 1.ポリプロシートを芯にして鏡筒を覆う部分の作成

                フード芯の作成【 写真クリックで拡大します 】

                          プラスチック芯の作成


 2.フード後部の作成
   フードの骨格になる円盤状ディスクを段ボールをくり抜いて作成

                     円盤状ディスクのくり抜き

  この円盤状ディスクはフードの骨格を成すもので、頑丈である必要があります。通常、強度を出すために2枚のディスクを直交させて貼り合わせて使用しています。今回の製作行程での発見ですが、このディスクをプラスチック・段ボール(プラダンという名前でホームセンターで販売しています)で作製するとスマートにフードが出来上がると思いました。円形カッターでも段ボールよりも、はるかにスムーズにカットできます。


                 プラスチック段ボール(黒く映っているもの)


  円盤状ディスクに段ボール紙を一重に巻きます。ディスクを多く入れ込む場合は、その分、長くします。

               円盤状ディスクに段ボール紙を一重に巻く


  幅15㎜の帯状段ボール紙を3重にノリで接着しながら入れ込む

                 片側に15㎜の帯状段ボール紙を入れ込んだ筒状段ボール


  反対側にも帯状段ボール紙を3重に入れ込む

                 両側に15㎜の帯状段ボール紙を入れ込んだ筒状段ボール

  入れ込む帯状段ボール紙は、幅15㎜のものを延々とハサミを切ってゆきます。Edge HD800の場合は、総延長50mにもなります。

                  帯状段ボール紙の調製の様子


  小型のフードの場合、今回は50㎜ガイド鏡は帯状段ボール入れ込みは片側1個づつの 合計2個 だけですが、中型のBKP150鏡は、片側2個と1個の 合計3個 、大型のEdge HD800は前後2個づつの 合計4個 の入れ込みをしました。


 3.フード前部の作成

   フード前部は後部に比べて直径を20㎜くらい大きくしています。後部と同様に円盤状ディスクに段ボール紙を一重に巻いたものから作成します。

              円盤状ディスクに一重に段ボール紙を巻いたフード前部


  フード後部と同様にディスクの両側に帯状段ボール紙をそれぞれ3重に巻きこむ。入れ込む数は、フード後部と同じ数にしています。従って前後フードの入れ込む総数は、

   ・50㎜ガイド鏡:4個
   ・BKP150鏡筒:6個
   ・Edge HD800:8個   となります。

                        フード前部



  次に各パーツを合体させるために、芯部とフード後部、フード後部とフード前部の直径を調整します。

                      50㎜ガイド鏡(左より前部、後部、芯部)


                    BKP150鏡の場合(前より前部、後部、芯部)



 4.芯部、後部、前部の3パーツを合体させる

  芯の部分とフード後部の直径を段ボール紙を巻いて調整する。次にフード後部とフード前部の直径を段ボール紙を巻いて同じにする。直径を同じくした部分を2重の段ボール紙でつなぎ合わせる。


                      三つの部分を合体したもの(BKP150鏡)


                    三つパーツを合体(Edge HD800鏡フード)


 5.アルミ蒸着ポリエチレンシートを貼り、テープで止める。

  合体させたフードにアルミ蒸着ポリエチレンシートを貼り合わせます。水溶性のノリではなく、接着剤を使います。さらに端は、テープで頑丈に止めます。フード前部には、プラスチック段ボールを円形カッターで切り抜いたディスクを取り付けました。プラダンは、骨格となる円盤状ディスクの使用には間に合いませんでした。

                         完成したEdge HD800フード


                    完成した50㎜ガイド鏡とBKP150鏡フード


  Edge HD800フードの前回バージョン(950g)と今回バージョン(520g)を並べてみました。

                    Edge HD800フードの比較1(左:今回バージョン)


                    Edge HD800フードの比較2(左:今回バージョン)


  BKP150鏡フードを取り付けてみました。

                     フードを取り付けたBKP150鏡


  主鏡を守る通称オムツも段ボールで作製しました。赤いテープでデコレーションしました。

                      オムツをしたBKP150


  こんな機材の工作ばかりに熱を入れて、実際の天体撮影はいつになるのでしょうか。









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Last updated  December 4, 2019 06:36:18 AM
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