デンマークへの移住に先立って、同地で1973年に吹き込みが行われた。ジョーダンの“復帰”となる時期にこの録音を行ったのは、ちょうどその前年にコペンハーゲンで立ち上げられたスティープルチェイスだった。4回のセッションでの演奏は複数のアルバム作品に収められたが、その第1弾となったのが、本盤『フライト・トゥ・デンマーク(Flight to Denmark)』であった。トリオ演奏で、ベースはデンマーク出身のマッズ・ビンディング、ドラムスは、この吹込みの後まもなくデンマークへ移住することになるエド・シグペンである。
1. No Problem 2. Here's That Rainy Day 3. Everything Happens To Me 4. Glad I Met Pat -Take 3- *
6. How Deep Is the Ocean? 7. Green Dolphin Street 8. If I Did - Would You? -Take 1- 9. If I Did - Would You? -Take 2- * 10. Flight to Denmark 11. No Problem * 12. Jordu * *印はCD追加曲。
[パーソネル、録音]
Duke Jordan (p), Mads Vinding (b), Ed Thigpen (ds) 1973年11月25日、12月2日録音。