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2018年10月17日
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テーマ: ニュース(96852)
カテゴリ: ニュース
今月新たに発足した内閣で文部科学大臣になった柴山昌彦氏が、うっかり教育勅語も現代風にアレンジすれば教材として使えるなどと軽口を叩いて、世間を騒がせたが、11日の神奈川新聞には、次のような投書が掲載された;




 確かに、きょうだい仲良く、夫婦は仲むつまじく、といったくだりは今にも通じるという意見はよく聞く。だが、教育勅語は、天皇主権の社会像を示す一つの体系的なまとまりであり、 部分的に正しいからといって、国民主権の現行憲法下で、道徳などの教材とするのは適切ではない。

 戦前の学校教育では、校長が教育勅語を読み上げる間、全員頭を下げ、不動で聞いたという。一方的に徳目を教え込む古い教育スタイルであり、 「主体的・対話的で深い学び」の実践が求められる現在の学校教育では、方法論的にも相いれない と考える。

 教育勅語を教材として用いるとしても、それは歴史の授業の史料としてのみであり、道徳などの授業で教えることなどは考えづらい。 きょうだい仲良く、夫婦仲むつまじく、といったことは、他にいくらでも適切な教材がある はずだ。


2018年10月11日 神奈川新聞朝刊 10ページ 「自由の声-教育勅語の教材化不適切」から引用

 その後芝山大臣は、具体的に教育勅語を使うというような意図があって発言したわけではないと釈明して騒ぎは沈静化したのであったが、元々教育勅語は道徳教育の教材として発布されたものではなく、外国と戦争をするときは国民は皇室を守るために命を捧げるものであるということを刷り込むのが目的であったわけで、憲法に平和主義を定めた現代では全く使いようのないシロモノである。





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最終更新日  2018年10月17日 01時00分07秒


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