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2021年09月16日
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テーマ: ニュース(96852)
カテゴリ: ニュース
来年4月から神奈川県の公立中学校で使用する歴史教科書を選定する作業をしていた県内各市町村の教育委員会は、この度作業を終えて、東京新聞が調査したところでは、自由社の教科書に決めた市町村は皆無であることが判明したと、1日の同紙が報道している;




 自由社の教科書は2019年度の検定で不合格だったが、20年度に再申請し合格したため、県内15市町村が同社の教科書を含めて選び直していた。

 県内で最も遅い22日に採択を行った川崎市教委の臨時会では、市内に多い外国人ルーツの生徒の学びも包含するといった観点から、現在使っている教育出版を推す意見が委員から相次ぎ、全員一致で継続を決めた。自由社について 「執筆者の主観がかなり入った表現がある」との指摘もあった。

 横浜市教委は4日の定例会で「あえて変更する理由がない」などの意見が出て、帝国書院の教科書を引き続き使うと決めた。6月に本紙が調査した時点で選び直すか「未定」だった11市町も、いずれも継続使用を決めた。

 6月の調査では横浜、川崎両市を含む15市町村が「選び直す」と回答、「選び直さない」が7市町、「未定」が11市町だった。
(石原真樹、安藤恭子)


2021年9月1日 東京新聞朝刊 11版 21ページ 「県内全市町村 自由社を選択せず」から引用

 一昔前の教育委員会は、しっかりした議論が出来ず、発言力のある委員が強引に自由社版教科書を推薦すると他の委員は押し黙ってしまって、強引に主張した意見が通ってしまうという形骸化した「会議」で変な教科書が採択された時代がありましたが、その頃に比べると、現代は話し合いの環境も整って、変な教科書は選ばれないという「教科書選定システム」の正常化ができたことは世の中の進歩というものだと思います。元はと言えば、国の教科書検定制度が正常に機能していれば、偏向教科書が検定を通るはずはなかったのですが、歴史を真面目に学習したことのない世襲の人物が総理大臣になって長期間政権を担当すると「検定制度」も歪んでしまうようですから、現場で教科書選定の作業に当たる教育委員の責任は重いと言えます。
 上の記事で気になるなるは、川崎市は外国にルーツをもつ生徒が多いから教科書選定に特別な配慮をしたかのように書いている点です。外国にルーツをもつ生徒がいるいないに関わらず、歴史教科書というものは、神武天皇が実在の人物であるかのように書いたり、植民地支配や侵略戦争の反省を記述しないような書物を教科書にしてはならないと思います。





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最終更新日  2021年09月16日 01時00分05秒


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