フリーページ

2022年07月25日
XML
テーマ: ニュース(96532)
カテゴリ: ニュース
安倍晋三議員が選挙演説中に銃撃されて死亡した翌日の毎日新聞は、事件が「民主主義への挑戦である」との見方に立って、同紙主筆・前田浩智氏の次のような記事を掲載した;




 「民主主義の危機」が指摘されて久しい。

 先進国では、中間層以下の所得が伸び悩んでいる。寛容さが失われ、格差と分断が拡大し、そこにポピュリスト政治家がつけ込み、幅をきかせる。英国の欧州連合(EU)離脱はそうした表れだった。離脱をリードしたジョンソン首相が今、辞任表明に追い込まれた事態は、民主政治の劣化を象徴している。

 ロシアのウクライナ侵攻が止まらない。力で現状変更することをいとわない19世紀型の大国政治の復活を想起させ、民主政治へのあきらめを加速する。

 しかし、民主主義を否定する選択肢はない。

 言論は多様な価値を認め合う民主主義の土台である。全員が納得する政治決定はない。だからこそ可能な限り多くの人が受け入れ、不満を持つ人を減らすように、異論との間で接点を探る努力を重ねることが肝要である。その際、銃撃に出番があるはずもない。

 100年余前の日本に、大正デモクラシーと呼ばれる時代があった。国民が政治の表舞台に登場し、政党政治が本格化した。だが昭和に入ると、国際情勢の見誤りや経済失政もあり、民主主義が急速に衰えた。テロと暴力が吹き荒れ、戦争へと突き進んだ。そうした歴史を教訓に、日本は戦後、憲法で言論の自由を保障し再出発した。時代の歯車を反転させてはならない。

 安倍氏は第2次政権以降の7年8ヵ月に及んだ長期政権の中で、異論に耳を傾けず、数の力を背景に政策を推し進める姿勢が批判された。野党を敵視する言動もみられた。だが、どういう経緯があろうと暴力で言論を葬り去る行為に理はない。

 民主主義に必要なのは、暴力で物事を片付けようとする誘惑を国民に醸成しないための環境づくりである。そこで欠かせないのは、公平、公正さを第一に政治決定を行うことであり、説明にエネルギーを注ぎ、国民の分断を防ぎ、社会の融和に尽くす努力であろう。

 折しも、参院選の投票を目前に控える。候補者も政党も、そして有権者一人一人が、戦後日本が大切にしてきた民主主義の価値を改めて確認したい。


2022年7月9日 毎日新聞朝刊 13版 1ページ 「民主主義への愚劣な挑戦」から引用

 日本を代表する有力紙の一つとされる毎日新聞が掲載する記事としては、これはかなりお粗末な記事と言えるのではないかと、私は思います。事件後間もないとは言え、当日の夕方にはラジオやテレビは、犯人が「政治的な意図はない」と供述し、家族が宗教団体に多額の寄付をして家庭が破たんしたことを恨んで、日頃からその宗教団体にビデオメッセージを送るなどしていた安倍議員を狙ったと述べていることを報道していたので、翌日の新聞で上の記事を目にしたときは、随分ずれた記事だなぁという印象を持ちました。実際に、安倍議員は右翼や左翼の暴力を誘発するような政治的主張をしたことはなく、やったことと言えば、友人が経営する大学に医学部を新設するのに便宜を図るとか、国の経費で社会に貢献した人物を慰労する「桜を見る会」に自分の選挙区の有権者を違法に大量招待するとか、それらの疑惑を国会で質問されても100回以上のウソを並べてしらばっくれるとか、民主主義に挑戦したのはむしろ安倍議員だったという事実を、毎日新聞はどう認識しているのか、という疑問を禁じ得ません。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2022年07月27日 19時09分04秒
[ニュース] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

×

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

佐原

佐原

コメント新着

捨てハン @ 潰れそうな新聞なら東京、朝日、毎日が挙がるかなぁ >全国紙は世論のありかを明らかにし、国…

© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: