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2026年01月04日
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テーマ: ニュース(96860)
カテゴリ: ニュース
25年度補正予算で大盤振る舞いをして、来年度予算については一部野党の政策を積極的に取り入れて予算成立をスムーズに実現し、春先には訪米の上、日米首脳会談でミーハーのようにはしゃいで見せれば、「サナエ推し」に拍車がかかる、というシナリオになっているのではないかと、毎日新聞・専門編集委員の伊藤智永氏は、12月20日付け同紙コラムに書いている;




 そんなことは書かれていないが、いろいろなニュースが、政府はそこへ向けて着々と環境を整えていることを示している。

 首相や高官に確認していません。あくまで見立てです。それでも書くのがコラムの醍醐味(だいごみ)。

 自民党と国民民主党で「年収の壁」を178万円に引き上げると決めた合意書に驚いた。しれっと「2026年度税制改正法案と26年度予算について25年度内の早期に成立させる」の1行がある。

 野党が、連立を組んでもないのに、できてもいない税と予算の政府案を早々に丸のみとは。

 16日成立した25年度補正予算は、物価高対策、子育て支援、危機管理・成長投資の名目で、新型コロナウイルス禍後最大の異常な大盤振る舞いだった。

どの使い道も公金の流れ方は、業界・大企業が潤うように工夫されている。自民党お得意の選挙対策としか見えない。

 内閣広報官に安倍晋三元首相の秘書官でスピーチライターだった経済産業省の官僚、佐伯耕三氏が抜てきされる。高市氏個人の人気の割に、今の官邸はおとなしい。安倍官邸並みの発信力で、世論にアピールしようということか。

 佐伯氏をご存じない?  コロナ禍で「アベノマスク」を大量発注し、安倍氏が星野源さんの曲「うちで踊ろう」に合わせた場違いな動画を投稿した企画の発案者とされる。 衆院予算委員会で質問中の玉木雄一郎議員にヤジを飛ばし、厳重注意されたこともある。

 高市氏が来春訪米する計画も載っていた。隣に米国が台湾へ過去最大規模の武器を売却するという見出し。左隅には85兆円対米投資で日米協議委初会合の記事。

予算を確実に成立させ、バラマキの恩恵が届きだすころ、トランプ米大統領と再び大笑いし、台湾有事の失言を帳消しにして、「サナエ推し」に拍車をかけ、選挙に勝つ。分かりやすい。

 内閣発足から2カ月。高市氏の発言は危なっかしく、閣僚の資質は相当疑わしく、日本維新の会との連立は不可解なことだらけ。いつ倒れても不思議でない。

 高支持率が全ての不安に封をする。台湾有事失言も世論の多数が擁護する。首相の持ち物や笑顔や率直な物言いに、好きなタレントやキャラクターと同じように共感する「推し活」支持が、政治の質を変えていく。
(専門編集委員)


2025年12月20日 毎日新聞朝刊 13版 2ページ 「土記-衆院解散へまっしぐら」から引用

 それにしても、大盤振る舞いの補正予算で潤うのは業界・大企業で、それが自民党の選挙対策になるというのは、その潤った大企業から多額の政治資金がキックバックされて、そのカネで有権者を買収して議席を得る、という筋書きになっているからのようである。一般庶民は「年収の壁」が引揚げられるからと言っても、補正予算で潤う大企業に比べれば微々たるものである。それでも、今までは何やら難しそうな顔をした年配の男性ばかりだった政治の世界に、自分たちと同じような表現方法で騒ぎまくる女性が「首相」であることに心酔した若者たちは、下手をすれば数年後には兵役義務を負わされて、台湾有事には戦場に送られる「運命」であるとも知らずに、愚かな「推し活」に熱を上げているのは、あまりにも「愚民丸出し」で、残念です。高市政権が調子に乗るとキミたちはこういう運命を辿ることになるぞ、ということを「警告」するのが、メディアの仕事ではないのかと思いました。





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最終更新日  2026年01月04日 01時00分04秒


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