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2026年06月12日
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テーマ: ニュース(96800)
カテゴリ: ニュース
同志社国際高校の研修旅行中に辺野古沖で起きた事故について、松本文科大臣が教育基本法違反であると断じて指導通知を発出したことについて、元文科官僚の前川喜平氏は、5月24日の東京新聞コラムに、次のように書いている;




 むしろ この大臣発言と指導通知こそ、教育に対する不当な支配を禁じる教育基本法16条1項違反だと考えるべきだ。 政治学習や平和学習の取り組みを抑え込むために、不幸な事故を政治利用したのだと言ってよい。

 そもそも文科省が同志社に「現地調査」を行ったのが変だった。学校管理下の児童生徒の死亡事故は毎年数十件起きているが、通常文科省は直接の調査は行わない。磐越道で起きた北越高校の部活遠征中の事故でも「現地調査」は行っていない。同志社を狙い撃ちしたのは、事故が辺野古で起きたからだ。背後には政権の政治的な意図が働いていると見るべきだ。

 政治学習や平和学習は、教育基本法が教育の目的とする「平和で民主的な国家及び社会の形成者」の育成に不可欠の学習だ。そこには現実の政治への批判が当然含まれる。その批判を封じるために政権が持ち出すのが「政治的中立性」という言葉なのだ。そんな合法性を装った不当な支配にひるんではいけない。
(現代教育行政研究会代表)


2026年5月24日 東京新聞朝刊 11版 17ページ 「本音のコラム-文科相の教育基本法違反」から引用

 この記事が指摘するように、わが国の教育基本法は「平和で民主的な国家及び社会の形成者」の育成を目的とするのであるから、大部分の沖縄県民が反対してる「軍事基地建設のための辺野古の埋め立て作業がどのようなものか」を現地に行って確認することには、それなりの意義があったわけで、不幸にして人命を失う事故に遭遇したことに付けこんで「教育基本法違反」などと言いがかりをつけるのは、権力の乱用であり、不当に政府批判の声を封じ込めようとの下心が透けて見えるというものです。生徒と教員の安全にはしっかり配慮をしたうえで、今後も「平和で民主的な国家及び社会を形成する人材」をしっかり育成していってほしいと思います。





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最終更新日  2026年06月12日 01時00分04秒


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