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2026年07月07日
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テーマ: ニュース(96810)
カテゴリ: ニュース
「立法府の総意」と称する皇室典範改正案が衆参両院議長から政府に提出されたことに関連して、文芸評論家の斎藤美奈子氏は、6月17日付東京新聞コラムに、次のように書いている;




 だが当時皇太子で、1900年に結婚した大正天皇が一夫一婦制を実践したことで「家族の伝統が壊れる」「側室がいなければ皇統が絶える」といった保守派の反対論は粉砕された(側室制度が正式に廃止されたのは戦後の皇室典範)。

 今日の皇位継承問題における男系男子絶対論も「伝統に固執する」「近代化を拒む」という点で似たところがある。女性天皐や女系天皇を容認する世論が7割を占め、新聞各紙も同様の論陣を張る中、男系男子にこだわる謎。まして10日に提出された「立法府の総意」のひとつ「旧宮家の男系男子を養子として皇族に迎える」という案は奇態というほかない。

 この「総意」は皇族数を確保するのが目的で、皇位継承問題は先送りされた形だが、男系男子派は皇室を消滅させたいのだろうか。強硬な天皇制反対論者でなくても、人権が制限され、女性差別が制度化された現在の皇室に疑問を持つ人は少なくないだろうし、無茶な養子案に頼るくらいなら自然消滅に任せたらという意見もありえる。

 時代の要請に反した制度はいつか滅びる。それでもよければべつにいいけど。
(文芸評論家)


2026年6月17日 東京新聞朝刊 11反 19ページ 「本音のコラム-皇室の行方」から引用

 皇位継承が問題になるのは政界に「皇位継承は男系男子に限る」という「信念」を押し通そうとするグループが存在するからで、「男も女も同じ人間だ」という常識をしりぞけて、「男は優先されて当然」という価値観をごり押しして、うまく行けば自分の血統の子孫が天皇の座を手に入れることになる、そういう策略を巡らせているのが自民党の麻生太郎議員であると、そういう風評がやがて現実のものとなった日には、明治の政府が努力して打ち立てた「天照大神の子孫が天皇家である」という「神話」が、ただの作り話であったことが白日の下にさらされて、国民の間には白けたムードが漂うことになると思います。しかし、そのようにして社会は民主化への方向性をつかんでいくものなのかも知れません。





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最終更新日  2026年07月07日 01時00分05秒


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