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2026年09月28日
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テーマ: ニュース(97010)
カテゴリ: ニュース
財源もないのにいきなり減税だけはやるという高市政権のデタラメ政治について、毎日新聞専門編集委員の伊藤智永氏は、12日付同紙コラムに、次のように書いている;




 トランプ米大統領は今日もデタラメを言い散らし世界秩序を破壊する。ウクライナや中東の戦火はやまず、玉突きで日本の防衛費は増え、食料や原材料、エネルギー資源の価格は上がり、海の向こうからくらしを圧迫する。

 ところが国内政治のニュースが伝えるのは、自壊を繰り返す野党の体たらくと、大半が留任らしい内閣改造・自民党役員人事で、高市早苗首相が麻生太郎党副総裁にペコペコしている姿だ。

 首相は連日X(ツイッター)で一方的に発信する。内容は公邸でゴキブリにおびえたり、「皇室典範改正で女性天皇の道は閉ざされない」と言い訳したり・・・。

 来年度予算概算要求で内閣広報室経費は、今年度の7億円から72億円へ10倍増となっている。

 空騒ぎの楽屋裏で、食料品の消費税減税を柱とする来年度税制大綱は淡々と決まっていく。財源もひずみへの手当ても税率の戻し方も決まらないのに、減税することだけは決まっていく。

 今週の自民党の会議でも異論は出たが素通りされた。説明も議論も手続きも省いて「決まっていく政治」が、「SNS政治」「推し活政治」の流儀らしい。

 消費税減税がなぜ邪道か。反対派の一人、稲田朋美元防衛相が10日発売の「文芸春秋」10月号で語る通り論点は出そろっている。

 さらに大きな視野で減税の非を説く論客がいる。党税調副会長ながら小野寺五典会長に反対の意見書を出した古川禎久元法相。

 「いくつもの危機が連鎖し、非常事態が長期化、複合化、日常化した時代をどう生き抜くか。危機が終わるのを待つのでなく、続いても暮らせる国をつくるには何をすべきかと訴えたい」

 世界は長い「秩序の空白期」に入った。 カネさえ出せば買えた食料や資源は政治力に従って配分される。安さや効率だけ追うのでなく、別の危機に生き残れる余力を保つ国でなければならない。

 物価を減税で抑えれば財政が傷む。財政が市場の信認を失えば円は売られる。円を守れば金利が上がる。円・金利・物価の三すくみ状態は構造化している。

 「防衛費を増やすだけでは国は守れない。円を守り、命とくらしと尊厳を守る財政が必要だ」

 気がかりは、非常事態の日常化という危機概念が、旧枢軸国を連想させる点か。
(専門編集委員)


2026年9月12日 毎日新聞朝刊 13版 2ページ 「土記-日常になった非常事態」から引用

 この記事では、世界が長い「秩序の空白期」に入った、などと書いているが、何を根拠にそんなことを言うのかと思います。今現在は、これまでの秩序を覆すような「暴言」がアメリカの大統領の口から次々と吐かれているのは事実であるが、そんなものはあと2年と数か月経てばトランプ氏はアメリカの政界に別れを告げるしかない政治家なのだから、来月の連邦議会中間選挙で民主党が勝利すれば、彼は残りの2年間はレイムダックとして過ごすだけであり、野党がしっかりイニシアチブをとって世界の「秩序」を復活させればいいだけのことです。
 また、高市政権のデタラメ政治も、日本を代表する大手新聞であれば、もっと厳しく批判するべきで、法外な武器購入予算の問題や、財源もないのみ消費税減税を強行するというデタラメを、正面から「素人並みのデタラメ政治を許さない」と直接批判するのでなければ、大手新聞は素人並みのデタラメ政治家をきちんと批判しないで傍観していたから、国力は衰退する一方であったと、後の世の歴史家が振り返るのだろうと思います。





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最終更新日  2026年09月28日 01時00分05秒


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