二代目館長日記

二代目館長日記

2019.03.19
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これを観察した3月15日には、水量はほとんどなくなっていました。
 今回の主人公は、その沢地形の中に生えている、赤みのある幹肌の樹木のことです。
上の方を見ると、これも赤っぽい花のようなものが見られるようになりました。



 こちらは、その枝先をデジカメの望遠撮影によって観察したものです。ちょっと花
とはいいきれない感じのものが、いくつもついています。



 さらにズームイン。なんでしょうね、これ。

 本日、その正体がわかりました。フサザクラの花だということです。名前に「サク
ラ」とありますが、桜ではなく、フサザクラ科フサザクラ属の落葉高木なんだそうで

サワグワとか呼ばれることもあるようです。
 さて、そのフサザクラの花ですが、図鑑の説明によると、かなり奇っ怪な印象を受
けてしまいます。
 「花期は3~4月。葉が出るまえに花を咲かせるが、花には花びらも萼もなく、赤
い葯の雄しべだけが目立つ」というふうに解説されていました。
 ということで、雄しべだけからなる花でありました。





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Last updated  2019.03.19 19:29:53
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bnvn05 @ コメントありがとうございました。 hero-AUさま、この度はコメントいただき、…
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