2017/01/15
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【虎子/ココの誇顧/ココ; 彷徨癖者・如水が愛犬のココ(ボクサー犬)の悲嘆・感嘆 / 01月15日 】

米国で最も危険なスパイ<後編> 「キューバの女王」



◇
同時多発テロで捜査は終了
2001年9月11日の米同時多発テロを受け、捜査は短縮を余儀なくされ、キューバ側の工作員を拘束する望みも失われた。 アナ・モンテス受刑者は米軍によるアフガニスタン進攻を見据え、爆撃の標的を分析するチームに選ばれており、国防総省の戦争計画にアクセスされる恐れがあったためだ。

同年9月21日、モンテス容疑者は国防情報局(DIA)の会議室に呼び出され、連邦捜査局(FBI)の特別捜査官ピート・ラップ氏により逮捕された。近年の米国でも指折りの危険性を持つスパイのキャリアに終止符が打たれた瞬間だった。 モンテス受刑者と弁護チームは検察当局と司法取引を行い、スパイ行為への関与を図った件について有罪を認めた。 その見返りに禁錮25年と保護観察5年の量刑を言い渡され、公判は免れた。

スパイ行為の詳細についてFBIなどに供述することでも同意し、1日5~6時間に及ぶ厳しい取り調べが週3回7カ月ほど続いた。 モンテス容疑者はこの中で、現地で働く米国人情報機関員4人の身元をキューバ側に明かしていたことを認めた。

DIAの元職員クリス・シモンズ氏によれば、1980年代に中米エルサルバドルに展開していた米軍特殊部隊の位置情報もキューバ側に流していたという。 シモンズ氏はモンテス受刑者に対し、米国人が戦闘で殺害されるよう意図的に行動を起こしていたとして、激しい怒りを示す。


動機
アナ・モンテス受刑者がスパイ活動に従事した動機が金銭ではなかったのは明らかだった。 有罪答弁のために出廷した際の説明に、動機の一端が明かされている。

モンテス受刑者はこの中で判事に対し、「米国の対キューバ政策は残酷で不公平なものだと思う」と指摘。 「米国の価値観や政治システムを押しつけようとする動きに対し、キューバが自国を守るのを助ける道徳的な責務が自分にはあると思った」と述べた。

ただ、こうした説明をモンテス受刑者の友人であるアナ・コロン氏は一笑に付す。 コロン氏は「彼女はジャンヌ・ダルクのようなエネルギーに満ちていた。 合法的な方法で驚くべきことを成し遂げられたかもしれない。 しかし、彼女は、私から見れば、非合法で不必要な方法を選んだ。 米国では、たくさんの組織で米国に反対する仕事に従事できる。彼女はすべきことをしなかった」と述べた。

モンテス受刑者は現在、テキサス州フォートワースにある連邦刑務所に収監されている。 同刑務所のウェブサイトによれば、特殊な医療ニーズのある女性受刑者を収容するための施設だという。 モンテス受刑者が健康面に問題を抱えているかは不明だ。 2023年の7月1日に出所する予定となっている。

コロン氏はモンテス受刑者が収監されて以来、何度か手紙でやり取りした。 モンテス受刑者は今でも開き直った態度で、自分の非を認めていないという。 信念ゆえの行動だったとの言い分についてコロン氏が否定的な見解を述べると、不快感を示す返事もあった。

2人のやり取りは最近は途絶えているという。 だが70年代に初めて出会ったときと同様、コロン氏にとっては政治よりも友情が大事だ。

「これは私にとってトラウマ的な経験になった。 アナは私の姉妹のようなもの。 彼女が私に連絡してきたら、私はいつでも相談に乗る」と話す。


古都 老翁がいた。 翁は愛犬を愛で朝夕の散歩に伴う。 翁は大壺を持ち、夕刻 酒を片手に壺に躍り入る。 くぐもる声で語る傾国の世辞は反響し、翁の安息を妨げ、翁はなす術も無く自笑。 眠りに落ちた。 
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Last updated  2017/01/15 06:05:04 AM
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