2024/06/20
XML


★忘備忘却録/きょう(狂)の過去帳
◆ 世界難民の日。国際連合総会で発議採択。因みに、ルイ16世一家がオーストリアへの逃亡を図った日(1791年)でもある。 きしくも、マリー・アントワネットの愛人であったフェルセンが民衆により惨殺され(1810年)全裸で側溝に投げ捨てられる。 ◆ 18歳の少女がイギリスの女王になり(1837年)、以後の64年間の治世で文字通りの大英帝国を完成させる。 ◆ ニューヨーク市のスタテンアイランドの「ホワイト・ハウス」と呼ばれる豪邸に居を構え、全米のマフィアを仕切るコミッションに上り詰めたカステラーノが肉屋の息子として生まれる(1915年)。
【 彷徨癖者/如水の愛犬 “ハクとココ”が悲嘆・感嘆 / 令和5年06月20日  】

<プーチン、北朝鮮訪問へ>ソ連時代の首脳は訪朝しなかったのに
なぜプーチンは北朝鮮に接近するのか? =後節=

=Wedge_Online 【プーチンのロシア】 2024年6月18日 / 佐藤俊介( 経済ジャーナリスト)



踏み込んだ一線
 現在のウクライナ侵攻において、ロシアはウクライナ東部ハリコフ州の戦線で攻勢をかけていると報じられているものの、領土の大幅な占拠拡大などの事態には至っていないもようだ。

 さらにイタリアで開催されたG7では、ロシア中央銀行の凍結資産をウクライナ支援に活用する方針が決まったほか、米国が二国間の安全保障協力協定をウクライナと結ぶなど、ロシアに対抗するG7の姿勢に、現時点で大きな変化は見られない。昨年12月に米政府が打ち出したロシアと中国などの第三国の貿易を事実上抑制する制裁が効果を発揮しているとみられる。

 これに対しプーチン大統領は、G7開催中の7月14日、ウクライナとの将来的な停戦に至るには、ロシアが実効支配するウクライナ南部クリミア半島と、さらにロシア側が「併合」を一方的に宣言したウクライナ南、東部の4州を放棄することが条件になると表明した。合わせて、ウクライナが将来的な北大西洋条約機構(NATO)加盟を断念する必要があるとも主張した。

 いずれも、ウクライナ側がこれまでも拒否してきた案件であり、受け入れられる余地がまったくない内容だ。ロシア側はむしろ、停戦の見込みが、現時点ではまったくないことを欧米諸国に主張する狙いがあったとみられる。

 プーチン氏がさらに、北朝鮮訪問に踏み切れば、同国の武器供与を受けてウクライナ侵攻が今後さらに長期化し、アジア太平洋地域の安全保障環境が著しく悪化するというメッセージを、欧米
諸国に突きつけることになる。



​​​  ただ、ソ連時代の歴史が示すように、ロシア・北朝鮮がどこまで信頼できるパートナーシップを構築できるかは不透明だ。北朝鮮の軍事力が極度に高まることは、北東アジアに領土を持つロシアにとっても好ましいことではない。プーチン大統領は、長期化するウクライナ侵攻の出口が全く見えなくなるなか、危険な〝禁じ手〟に手を出しているのが実情だ。

 さらに北朝鮮は実際には、貿易の9割超は中国との間で行っており、ロシアは数%に過ぎないとされるなど、中国と比較してロシアの存在感は決して高いとは言えないのが実情だ。

 そのような環境下で北朝鮮を自陣営に取り込もとうとするロシアの戦略はむしろ今後、北朝鮮側のペースで進められる状況も考えうる。プーチン氏の戦略は、過去を振り返るならば、むしろ同氏が置かれた厳しい状況を浮き彫りにしている。
・・・・・・・・おわり

         日本にとって最悪シナリオ 北朝鮮が「ベラルーシ化」する日 =前節=
                        プーチン、金正恩首脳会談から見えてきたこと
​​ =Wedge_Online 【プーチンのロシア】 2024年6月14日 /
佐々木正明( ジャーナリスト、大和大学社会学部教授)

 ロシアのプーチン大統領が9月13日、極東アムール州ボストーチヌイ宇宙基地に北朝鮮の金正恩総書記を招待し、4年5カ月ぶりとなる2度目の首脳会談を行った。両者を結びつけたのは、ロシアのウクライナ侵攻継続への強い意欲と、経済制裁やコロナ禍で受けた甚大なダメージを回復させる北朝鮮の思惑が一致したから。
4年5カ月ぶりとなる2度目の首脳会談では、プーチン大統領(右)と金総書記の距離が大きく縮まった(ロイター/アフロ)

 ロシアは北朝鮮から、喉から手が出るほどほしい弾薬や兵器を入手し、北朝鮮は外貨や食糧、エネルギー資源に加え、「核」「軍事衛星」「潜水艦」技術をも得る可能性がある。相思相愛の反米連合の二国間関係が強固になれば、北東アジア全体の安全保障環境がさらに「瀬戸際」に追い込まれる恐れがある。日本が警戒すべき最悪のシナリオは、北の「ベラルーシ化」だ。
​​​


会談の一挙手一投足を世界へアピール
 遅刻魔で知られるプーチン大統領は今回、金総書記を丁重に出迎える役割にまわった。
 13日午後、ボストーチヌイ宇宙基地の建物前で、防弾車で訪れた金総書記を笑顔で出迎え。40秒間も握手を交わしながら、「お会いできてうれしい。長旅でしたね」と声をかけた。

 金総書記は「忙しいのにもかかわらず、招待をいただき感謝します」と応じた。

 その後、2人はごく限られた少数の両国幹部、メディアクルーとともに基地の中に入り、ロシアの最新鋭ロケット「アンガラ」の組み立て工場や、ロケットの発射台を視察。ロシア側は同時中継でその様子を伝え、注目の高さがうかがえた。

 国営テレビの記者は「金総書記は詳細に多岐にわたり、宇宙基地について質問をしている。これまでどんなロケットが発射されたのか? また今後はどんな計画があるかを聞いている」とつぶさに現場の状況をレポートした。また、金総書記は「この基地から発射されたロケットのエンジン出力はどれくらいか」と、ホスト役の職員に熱心に質問していた。

 プーチン大統領は、北が進める人工衛星開発の支援を表明し、「(金総書記は)ロケット技術に大きな関心を示しており、宇宙開発も進めようとしている」と答えた。

 ロシアの片田舎にある宇宙基地での両者の一挙手一投足ぶりは、世界中に伝えられた。

 プーチン政権は今、自国に不利な報道を一切させない厳格な情報統制を敷いており、現場の報道陣の熱気ぶりは、プーチン・金会談の実現を大々的にアピールしようとする政権の姿勢が透けて見える。
・・・・・・・・明日に続く・・・・・



○◎ ○◎    ◎ ◎ ◎   ◎○ ◎○ ◎○ 
古都 老翁がいた。 翁は愛犬を愛で朝夕の散歩に伴う。 翁は大壺を持ち、夕刻 酒を片手に壺に躍り入る。 くぐもる声で語る傾国の世辞は反響し、翁の安息を妨げ、翁はなす術も無く自笑。 眠りに落ちた。
・・・・・・・・・・ 
---------前日記載への閲覧は下記のURL --------------

---------下記の姉妹ブログ 一度 ご訪問下さい--------------
【壺公夢想;如水ホームページ http://thubokou.wordpress.com/
【閑仁耕筆;冒険譜・歴史譜   http://blog.goo.ne.jp/bothukemon
びっくり・・・・・スマイル大笑い・・・・・怒ってるしょんぼり・・・・・しょんぼり怒ってる・・・・・大笑い大笑い・・・・・びっくり

クリック 宜しく・・ ブログランキング・にほんブログ村へ ・・ 人気ブログランキングへ ・・ 再会を期して, 涯 如水 ・・・・・






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2024/06/20 09:32:05 AM
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Profile

涯 如水

涯 如水

Category

Free Space

※ お願い
下記リンクの移行は本稿(左側⇦)下端部のURL:より

【閑仁耕筆;探検家・挑戦者・登山家の譜講】
・ハインリッヒ・ハラー/オーストリア;- 01~XX節(2014-04-08)
・ジョウジ・マロリー/イギリス;- 01~09節(2014-04-06 )
・ラインホルト・メスナー/イタリア ;- 01~04節(2013-10-29)
・ウーリ=-・ステック/スイス  ;- 01~03節(2013-10-19)
・アナトリ・ブクレーエフ/ロシア ;- 01~06節(2013-10-13)
・探検家フリチョフ・ナンセン博士; - 01~12節(2013-10-13)
・探検家ゼブ・ホーガン博士;- 01~09節(2013-09-28)

【壺公夢想;Home_Page・夢想空間】
紀行随筆
・汗血馬の故郷へ;
・天山南路・歴史紀行;
・天山・草原のシルクロード;
・天山・激動の草原地帯;
紀行エピローグ・写真随筆;
西域人物伝・ティムール;
西域人物伝・ティムールの系譜;
ティムールの系譜“ムガル帝国”;
ジンギスハーンの系譜
・“アルタン・ウルク/黄金の家”第一部・第一章ジュチ家の覇権
・“アルタン・ウルク/黄金の家”第一部・第二章バトゥの野望
・“アルタン・ウルク/黄金の家”第二部チャガタイ家の覇権
・“アルタン・ウルク/黄金の家”第三部オゴデイ家の覇権
・“アルタン・ウルク/黄金の家”第四部トルイ家の覇権
・“アルタン・ウルク/黄金の家”第五部フレグ家の覇権
騎馬遊牧民族
・匈奴の勃興と移動
・欧州・アッチティラの動乱
・ジュンガリア =最後の騎馬遊牧民国家=
絹繡之路(シルクロード)夜咄
・シルクロード夜咄・四駿四狗
・シルクロード夜咄・智謀の将
・シルクロード夜咄・運命の綾
ムガル帝国・建築文化

Calendar

Favorite Blog

近代科学の発展 New! beabea65さん

青空日和 紘子.さん
TOKKOの 詩的な生活 T0KKOさん
しあわせが似合う人 Melody*さん
わたしのブログ 穏やかな海さん
ユーラシア大陸を旅… ユーラシア人さん
気ままにいろいろ NAKA3さん
花*hana*花 *紫陽花*さん

© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: