2018/09/18
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中国の大学ではびこる密告制度
= NewsWeek_Column_2018年09月12日、 風刺画で読み解く「超大国」の現実 Superpower Satire /ラージャオ(辣椒・中国人風刺漫画家)&唐辛子(コラムニスト)


今年の夏休み期間中、「密告をしないことは守るべき人生の最低線だ」という文章が中国のSNS上で話題になった。名門・中国人民大学の呉暁求(ウー・シアオチウ)副学長が今年夏の卒業式で卒業生に語った言葉で、多くの人々の共感を得て大量にシェアされている。近頃、大学教員が学生の密告で大学側から除名・処罰される事件が続き、キャンパス内での密告文化の流行をみんな怖がっているのだ。

北京建築大学の教員は、授業中ずっと携帯をいじっている学生たちの態度に怒り、日本人学生の勤勉さを例に挙げて、「あなたたちも頑張らないと日本に負けて劣等民族になるよ!」と叱ったのが「人種差別」「日本にこびを売る売国言論」として学生に匿名告発され、処罰された。また湖北省にある中南財経政法大学の准教授は授業中、中国政府の憲法改正を批判したところ、学生の密告で停職処分になり党からも追放された。

現在東京に滞在中の北京師範大学の元准教授である史傑鵬(シー・チエポン)も、愛国教育を批判したネット発言が「政治規律に違反した」と密告され大学から解任された。

大学での監視は今に始まったことではない。08年、湖北大学のあるクラスでは学生たちが毎月くじ引きによってそれぞれ自分を監視する「天使」役を決め、行動内容を報告し合っていた。担任はこのやり方で効果的にクラスの規律を強化しようと考えたが、ナチスドイツの秘密警察ゲシュタポのようなやり方が社会の批判を浴びた。

そもそもこれはナチスの専売特許でもない。文化大革命の時期、中国では友達同士や同僚の間、そして家族同士に至るまで互いの監視と密告がかなり盛んだった。文革の失敗を反省した80 年代には一時的に停止したが、89 年の天安門事件以降、大学では「学生情報員制度」という名で密告制度が再開され、ネット世論が盛んになった近年、ますます強化されている。



密告制度は中国の有識者から反発を買っている。有名な経済学者でもある呉副学長が危険を承知の上、卒業式という公的な場所で学生たちに呼び掛けたのは、文革で学問の道を諦めかけた彼自身の体験と無縁ではないだろう。中国ではそのうち、小学生の間でも密告が始まるかもしれない。

【ポイント】 举报坏事、揭发坏人、学雷锋、见义勇为 : それぞれ「悪事を通報せよ」「悪人を暴露せよ」「雷鋒(文化大革命でたたえられた模範)に学べ」「正義のため勇敢に行動せよ」
赤いネッカチーフと腕章 : 少年の赤いネッカチーフと腕章は将来の共産党員予備軍である中国少年先鋒隊のシンボル。腕章の2本線は中隊長の意味

アングル:セリーナが提起したテニス界の2重基準、変革できるか = REUTERS_Report 
[ニューヨーク 10日 ロイター] - 今年50回目を迎えたテニスの全米オープンを支配したのは、性差別や審判のダブルスタンダード(2重基準)、猛暑といった問題だった。選手らからは疑問が呈され、主催者は規則の見直しを迫られている。

米ニューヨークのフラッシングメドウズの競技会場では、過去のどの大会よりも主審に注目が集まった。そして、8日行われた女子シングルス決勝で、セリーナ・ウィリアムズが怒りのあまり流した涙がクライマックスとなった。

大坂なおみに敗れた決勝で、ウィリアムズはペナルティーを科されゲームを失うなどした。ウィリアムズの試合中の行動や、男子選手であれば同様の行動や発言を行ってもペナルティーを受けなかったはずだとの発言を巡っては、テニス界で意見が分かれている。



ウィリアムズは全米テニス協会(USTA)から、決勝戦でのラケットの破壊、「うそつき」や「泥棒」などの主審への暴言、違反とされているコーチングを受けたとして、計1万7000ドル(約190万円)の罰金を科された。 USTAは一方で、審判による判断や行動が物議を醸した試合が他にもあったことを受け、規則を見直すことを明らかにした。

男子2回戦のニック・キリオス(豪州)とピエールユーグ・エルベール(フランス)の試合で主審を務めたスウェーデン人のモハメド・ライヤニは、審判席から降りてキリオスにげきを飛ばした。これに対し、USTAは「手順を超えて」いるとして、ライヤニ主審に注意勧告を行った。

また、クリスチャン・ラスク主審も、休憩時間にロッカールームでシャツを前後逆に着てしまったことに気づいたアリーゼ・コルネ(フランス)が、コート上でシャツを脱いだことに対し、規則違反を言い渡したことで批判を浴びた。

だが、こうしたことはすべて、ウィリアムズが女子決勝戦で、ゲームペナルティーを科したカルロス・ラモス主審を「うそつき」と呼んだり、また自分からポイントを奪った同主審を「泥棒」とののしったことを巡る騒ぎから比べると色あせて見える。

以下 セリーナが提起した諸問題《< 論争激化 >< 会場の環境・猛暑 >等は割愛する。
(翻訳:伊藤典子 編集:山口香子)



古都 老翁がいた。 翁は愛犬を愛で朝夕の散歩に伴う。 翁は大壺を持ち、夕刻 酒を片手に壺に躍り入る。 くぐもる声で語る傾国の世辞は反響し、翁の安息を妨げ、翁はなす術も無く自笑。 眠りに落ちた。 
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Last updated  2018/09/18 06:05:03 AM
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