岩手の山から送る、牧場ブログ

牛乳でお腹がごろごろするのはなぜ?


こういう人、まわりにいませんか?

「乳糖不耐症」という人が牛乳を飲むとこのようにお腹をこわしてしまう場合があります。
これは牛乳の中に入っている乳糖がうまく消化されないことから起こります。

牛乳を飲むとお腹の中で「ラクターゼ」という酵素が働いて乳糖はブドウ糖とガラクトースという2つの成分に分解されます。
しかし、生まれながらこの「ラクターゼ」という酵素の働きが強い人と弱い人がいるのです。

ヨーロッパや北米の人たちに比べてアジア、アフリカの人などは酵素の働きが弱い人が多く、日本人はその中間に位置すると言われます。
また、年が経つにつれてラクターゼの働きは弱くなってきます。

お腹をこわす人はこの酵素の働きが弱い人で、乳糖を分解できず、うまく消化できないのです。

LTLT殺菌(低温殺菌)やノンホモの牛乳はお腹が牛乳のことを固体と同じように認識してゆっくりと消化されるために、乳糖不耐症の人でもお腹をこわさないということもあります。

「牛乳を飲むとお腹が・・・」という方、LTLT殺菌(低温殺菌)やノンホモの牛乳を
少しずつ飲んで試してください。

少しずつ飲んでいるうちに「治った!!」という人も多くいます。
また、冷たさに反応して下痢を誘発する場合もあるので、温めて飲んだり、またヨーグルトには牛乳を分解する酵素がたくさん入っているので、ヨーグルトを少し混ぜて飲んで慣らしてもいいかもしれません。

離乳後の子どもでも、乳糖不耐症でお腹をこわす場合があるので、子どもに牛乳を飲ませる場合には注意が必要です。

牛乳アレルギーと乳糖不耐症は、まったく別のものです。

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