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3月13日(土)、昨日がフクの初七日になる。人間のようにお葬式の日に初七日を済ませることもあるが、3月10日(水)は火葬とお骨上げだけだったので、本来なら何かをするのだろうか。ネット等で他の方がどうされたのか調べたのだが、特に何もせず、お骨の前でお香を焚いただけにした。人の場合、四十九日までに極楽か地獄かの審判の期間でその最初の7日目ということらしい。四十九日までは、ここにフクがいると思っている。昨日も今日もまだ風呂敷も解いていない骨壺を抱いたり、キスをしたり…。今日は、フクがいた場所やフクに使っていたもの以外を少し片づけた。16日には前から処理しようとしていたテレビ台を粗大ごみにだす。2020年4月下旬に新しいテレビ台を購入し、本当はもっと模様替えをしようとしていたのだが、結局たいして進まなかった。模様替えを進めようとしているのだが、フクの写真の整理をしながらだと模様替えを進めるもの少し心に痛みがくる。とりあえず、テレビ台を粗大ごみに出したら、少しスペースが空くので、酸素ハウスやその中のタオルなどは、もう少しそのままにしておきたい。まだ、少し匂いが残っている。癌で少し臭いにおいなのだが、フクの生を感じられるから…。今日は、最後に通った病院に御礼を私に行った。「少しお待ちいただければ、院長が」と言われたが、辞して病院を出た。少し、院長の顔を見て、言葉を伝えるべきだったかと今ころ、後悔している。葬儀の日、フクにも手紙を書き、今日も病院宛てに手紙を書いたが、本来伝えたいことを書ききれなかった。あんまり、たくさん書いても迷惑かな、とか考えてしまったが、もっと推敲して書けばよかった。独りで部屋にいると言いようのない寂しがこみ上げてくる。携帯が嫌な音を立てかと思ったら、和歌山で震度5弱の地震。お願いもう、自分には家族は母親だけなので、お願いだからざわつかせないで欲しい…。
2021.03.15
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朝から良い天気。昨日の夜もよく眠れなかった。葬儀の実感がわかないと思ったり、急に胸がざわついたりだった。09:00時にお迎えだと思っていたが、電話をいれてもらうということだったのに、自分から不安になり電話をしてしまった。結局、お迎えは10:00だった。近くでは動物霊園としての歴史も長いので、非常に丁寧な対応で自宅に来られた。フクのご飯などは持ってもらい、自分はフクの入っている箱を抱えて、葬儀場まで行く。ほとんど人の火葬場と同じだった。読経はないが、火葬場の前に一旦、フクを寝かせてあげて、用意していただいたお花を飾り、自分が書いたフクへ書いた手紙を添えて最後のお別れ。何度もフクの額にキスをした。火葬場の台へ移す際も、自宅から持っていたバスタタオルを2人がかりで、丁寧に抱えてもらい飾り付けが乱れないように、上手に運んで頂く。丁寧に扱って頂いたおかげで、恐ろしさを感じるのは少しで済んだ。1時間弱でお骨上げ。その際も丁寧に扱っていただき、最後にフクの頭部を収めて、骨壺にカバーをかけ風呂敷で包んで頂いた。カバーの色は、金系、白、紫紺の中から、ブラウンダビーだったフクに近い感じがして金色にした。そのまま自宅まで車で送って頂く。帰りの車中は風呂敷の上から撫でた。良い天気、明るい時間に執り行ってもらい良かった。しかし、今3/11 01:15。「おじさまと猫」のドラマを見ながらたまらない寂しさがこみ上げてくる…。正直、この空間に、たとえ寝たきりに近くてもフクのいない自宅に慣れるのは難しい。寂しくてたまらない。今日は、ベッドにお骨を置いて寝るつもり。
2021.03.11
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今日は、午前在宅・午後有休をもらった。お昼に自宅近くのホームセンターに行く。癌が分かる前、カリカリを吐く回数が増えてから、ホームセンターの猫のご飯の取り扱い品種が豊富だったので、毎日くらい少しずつ買い足して、フクが好みそうなもののピックアップや、猫壱を含めて食器の買い増しなどを行っていた。そのたびに、葬儀用品もあることは分かっていた。そのころは、「あれを買わずに済むように」と祈っていた。ただ、買いに行く前に火葬をお願いしているお寺に葬儀用布団について問い合わせたところ、当日一緒に入れられない可能性もあることが分かり、買いに行ったがお昼時は一旦やめにした。自宅に戻り、自宅から自転車でいけるホームセンター、ペットショップを調べなおし、2軒向かった。どちららも「これから」と「今」の商品しか取り扱いがなく、再び自宅に戻った。自宅でネットで愛猫・愛犬を亡くされた方のブログや販売している業者のサイトを見て、一緒に焼けなかった場合や、焼くことでお骨がきれいじゃなかったらと考えると、結局、もう1度ホームセンターに行き、ヴェールだけ買ってきた。自宅の段ボールで安置しているフクに上から少し掛けると、ちょっと寂しかった安置場所が少しだけ綺麗になったような気がした。ヴェールを買いに行く前に、かかりつけ医に報告に行った。一番長くフクを診てもらっていた。腎臓、心臓に疾患を抱えるフクが突然死の可能性もあることを折に触れて忠告をだされていた。勤務獣医師時代も、クレーム等に詳細に説明することを自身の診療方針にしているだけに、癌が分かった時もどちらかというと、ネガティブな話が多かった。温熱療法をやろうとしたとき、初めてやった後も「効果はないかも」と少し笑われたこともあり、御礼を持って行ったが、ササっと挨拶しただけに終わった。でも、1月23日(土)、自分の病院では対処できないので、ERに直ぐ予約を入れてくれて、タクシーに電話したり、カイロを用意頂いたことには、本当に感謝している。あの土日は天気も悪く、年明け一番寒く、本当に疲れていたが、ERですぐに診てもらい、経鼻カテーテル装着まで処置をしてもらえたのもかかりつけ医のおかげでである。明日(今日)、火葬になる。自分の気持ちがどうなるか全くわからない。今は、部屋にまだフクが生前の姿のまま居てくれている。
2021.03.10
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昨晩から今朝までほとんど眠れなかった。朝7時に動物霊園に葬儀の予約電話を入れる。昨晩の電話では、今日の葬儀の予約だと勘違いされ(まぁ、夜間オペレーターなので)たが、今朝の電話に出た方は、ゆっくりと話を聞いてくれ、とりあえず、10日(水)午前を予約した。なんとなく、明るい時間に行いたかった。朝9時前に、(改めて、領収書をみると)2/15-から通った温熱療法の病院に電話を入れた。6日(土)に綺麗に入れなおしてもらった経鼻カテーテルだが、やはりシリコンなので、なんとなく抜いておきたかったので、依頼してみた。最初は、自分自身で外す方法を教えて頂いたが、やはり自信なく、そしてなぜか病院に行きたかった。きっと専門家である、先生はフクの状態を把握していたかもしれない。でも、病院に行くと励まされる感じがして。結局、休憩中の14:00なら対応可能とのことで、14:00にお願いした。昨晩、自分なりにフクの体を拭き、ブラッシングをして綺麗にしたつもりだったが、結局、詰め物を入れてもらったり、当たり前だが自分がしたよりも、ずっと綺麗にしてもらえた。わずか3週間弱通っただけの病院なのに、本当にお世話になった。フクの人徳、猫徳なのか。夜、外で飲んでいると友人(歳の離れた女子)から電話。色々話すうち、「フクちゃんと出会って、12年一緒に暮らせた〇〇さんが幸せですよ」と言われた。そうなんだ、自分がフクに幸せをもらっていたんだと、当たり前のことを改めて教えられた。フク、うちの子になってくれてありがとう。ずっと愛しているよ。
2021.03.09
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22:30頃、フクが息を引き取りました。落ち着いたら、ガンが分かってからの振り返り、フクとの出会いからを少しづつ綴りたい。
2021.03.07
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明日は、朝からオフィスなので、17:00にフクを温熱療法をしてもらっている病院に預けに行った。休診日でも対応頂けるのが有難い。自宅からコルディ、FCV(貧血対策のビタミン剤)を持参し休日対応の先生にお願いする。ほぼ、1週間ぶりの一人の夜。少しブログというか今の記録を付ける時間があり、病院に預かって頂いている安心感はあるが、寂しい。ただ、一晩だから自分も気楽になる部分があるが、これがもしずっと続くと考えるとやはり寂しいし、怖い。部屋も今のフクの部屋の酸素室内も掃除し、消毒をしシーツを新しいもに変え、その上に新しいペットシーツを敷いて、明日、フクが戻ってきて快適に過ごせるように準備する。あとどれくらいフクと一緒に生活できるのか。わずか3、4カ月前はフクを抱っこしながら「ずっと一緒にいようね、大好きだよ」とフクに話していて、生まれつきの小脳障害、肥大性心筋症、多発性腎嚢胞と診断されても、まだまだ数年はフクと一緒に居られると考えていた。そして、徐々に老衰のようになっていくと考えていた。人間でいえば60代くらいになっているが、がんにまでなるとは思っていなかった。1月23日、24日のショックからは少しマシなってはいるが、その時よりもフクの外見は弱っている。今は、トイレに立つことはおろか、一緒に天気の良い日にベランダでぼーっとすることもない。でも、フク、まだ僕を一人にしないで欲しい。自分のエゴか。たとえ癌であっても、フクの痛みが緩和されて、一緒に居られれば…。明日、少しでも元気になっているフクに会いたい。
2021.03.05
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3月1日(月)今日は、温熱療法の病院で温熱とステロイドなどの注射を打ってもらう。体重:3.25kg、体温:37.6度少し、左目もコルディの効果かましになっているようである。もう、左目は生きていない。せめて、眼球が飛び出し膿が解消されればと思っている。3月2日(火)今日は、もともとのかかりつけ医の方に朝一番でステロイドの他、貧血の注射も打ってもらう。眼も顔もきれいにしてもらう。しかし、少し浮腫んでいるとのことで、補液の量は減らすことになった。尿は、1日3回程度はでている。もう、トイレにも行けないので、酸素室に敷いているペットシーツの上にすることになっているが、出ているのに…。体重:3.26kgと10gだけだが浮腫みのせいだろう、とのこと。3月3日(水)今日は温熱療法の病院に行く日。午後4時半なので、家でゆっくり在宅勤務を始めながら、フクの介護。08:00に2回目の給餌の前に顔を拭こうと思い、少し酸素室から出すと激しい呼吸を始める。すぐに酸素室に戻し、酸素濃度を上げる。もう、覚悟をしなければいけないのか、と自分自身が生きた心地をしない時間を過ごす。11:00頃には少し呼吸が安定し、給餌をした。午後一で病院に電話をしようかどうか迷う。なんとか、病院の時間までに呼吸が安定したので、病院に連れていく。体重:3.24kg しかし 体温:36度と人間の平熱並みに…。担当医からも温熱を20分ではなく10分で負担のない程度に、とされた。ここでも浮腫みがあると指摘を受けて、利尿注射を打ってもらった。自宅に戻ってからは、朝のようなことはなかったが、あまり意識がないような。なんとか好転を祈りつつ、やはりこの状態ではフクに負担がかかるだけなのか、と迷いが生じる。
2021.03.05
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