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2010年08月14日
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カテゴリ: アメリカ生活
旅行6日目の今日は、チェックアウトの時間まで温泉の朝風呂を楽しみ、近くの可愛いお店で

温泉からホワイトサンズまで、約2時間。
2時間の運転が楽に思えるから、慣れって怖い。


朝風呂で昨日の家族にお別れを言い、チェックアウトして近くのこのお店へ。
ドライトマトとほうれん草がそれぞれ練り込まれた皮に、卵や野菜がパンッパンに詰め込まれた
「ブレックファースト ブリトー」と、子供たちが頼んだオムレツ。
テーブルの上には、懐かしの「Knott's Berry Farm」のジャムが置かれている。
カリフォルニアにいた頃、ここの遊園地に遊びに行ったり、ジャムにはいつもお世話になっていた。

ようにしていたのだが、近くのスーパーでこのジャムを見つけた時は、家に帰ったときのように
ホッとした。
私は今も、このジャムを見るとホッとして嬉しくなる。

Happy Belly DeliP1020622.JPG

それにしてもこのブリトー、美味しいのだがすごいボリュームで、さすがのオットも残すほど。
店のおじちゃんも、「そうだろう、そうだろう。 でも2人とも半分以上食べるなんて、なかなか
やるじゃないか。」って、このぽってりした見た目とは反する挑戦的食べ物だったのか。
happy belly deliP1020630.JPG

そして料理を運んでくれるこのお姉さんが、「私日本に留学してたの。」と言って私たちを
驚かせた。
周りにこの町以外何もない、ニューメキシコの砂漠の真ん中の小さな町の、小さなカフェで
働く彼女が日本に留学とは・・・。
ここでそんな出会いがあるとは思わなかった。

すると彼女も言った。

私はこの小さな町で生まれて、きっとこれから先もこの町で一生を過ごす。
それはそれでいいんだけど、でもだから、一度この町の外を見たかった。

そして彼女が選んだのが日本だった。
嬉しいじゃないか。

もっと磨いていかなきゃいけないな~、なんて大きなことを 今日のご飯もまともに作れない私が
考えてみたりして。

留学を終えて帰って来た彼女に、色んな人が日本はどうだったかと聞いて来るのだそうだ。
その度に彼女は、「ホストファミリーのお父さんがサムライで、お母さんがゲイシャだった」
と答えるそうな。
しかもそれを聞いて信じてしまう人を 彼女はそのまま放置する。
笑える。
そんな彼女の名前は、Chantal(シャンタル)、フランスの名前だ。
彼女の兄弟にも、みんな違う国の名前がついている。
なんで? でもうちもよ。
というと、なんで~!?、とお互い大笑い。
小さな町、小さな国の子供たちが、違う国の名前をもつ。
ここにもいた。

ちなみに、私の名前「じゃんまる」、これイタリアでんねんわ。
ほんまは「ジャンマルコ」。
イタリア人と結婚した、友達の子供の名前をいただいた。
大阪出身の彼女は、子供を呼ぶとき「Janmarco!」ではなく、「じゃんまる~!」と呼ぶ。
超外人顔の子供が「じゃん丸」。
いただかない訳がない。


私たちが店を出るとき、彼女がお土産をくれた。
そこには、日本語で「ありがとう」と書かれてあった。
アメリカの甘くてやわらかいクッキーが何枚も。
こちらこそ、楽しい時間をありがとう。


なんて素敵な出会いに恵まれた旅行なんだろ~と、みんな満たされた気持で車に乗り込む。
途中、パスポートを提示するよう言われる検問があるよ、と予め友達に聞いていた通り、
ホワイトサンズの手前で検問。
そこを抜けると、あっという間にホワイトサンズ国定公園に着くのだが、まずはここを通りぬけ、
その先にあるアラモゴードという町のモーテルにチェックインに行く。
と、ここで思い出した重要なことが1つ。
それは、このホワイトサンズ、面積が奄美大島と同じくらいあるのだが、公園として保護されて
いるのはその4割のみで、残りの6割は全米最大規模のミサイル射撃場になっており、ミサイル
実験が行われる週に2回は、毎回2時間ほど通行止めになるのだそうだ。
その時間帯を予め調べてから来ようと思っていたのに、忘れていた。
いつもいつも、何でも直前になって慌ててするから、こういうことになるんだ、という声が
聞こえる気がする。
でももうここまで来ちゃったものは仕方ない。
あとは祈るのみだ。


ラッキーなことに実験はなく、すんなり最短距離でアラモゴードのモーテルに到着。
旅行最後の宿はここ、White Sands Motel。
日中の日差しのきつい時間だったのだが、フロントの人が「日陰になってる部屋にしておくね。」
と気を利かせてくれた。
部屋も清潔で快適、十分だ。
P1020649.JPG

さて、子供たちお待ちかねの砂丘すべりに行く前に、そのためのソリを買いに行かなければ。
ビジターセンターに、レンタルのソリもあるのだそうだが、早く行かないとなくなってるときも
あると言うので、また来るだろうし買うことに。
近くのウォールマートというスーパーにある、と友達に聞いていたのだが、実際にはなく、
スポーツ用品店に行くよう教えてもらう。
ソリを手に入れ、ようやくホワイトサンズへ。

P1020628.JPG

辺り一面真っ白。
これ全部石膏っていうのがすごい。
元々この辺りは浅い海の底で、堆積したプランクトンの死骸などが固まって石膏になったという。
ちょっとした屋根の付いたピクニックテーブルがあるエリアもある。

white sands-carP1020683.JPG
一晩経つと、風に砂が流され、車の通り道もわからなくなるため、↑こうやって雪かきのように
砂をかく。

ありんこか、アフリカの荷物や水がめを運ぶ人のように、ソリを抱え登る子供たち。
P1020626.JPGP1020634.JPG

登ったら、それぞれ思い思いに滑る。
P1020662.JPGP1020635.JPG

↓こんな石膏の砂丘のど真ん中にも、こうやってアリが巣を作っている。
すぐに風に吹かれて塞がってしまうのに、ご苦労なことだ。
そして自分たちとは正反対の、コツコツ真面目に働くアリたちを「ウッシッシ…!」と巣もろとも
生き埋めにし、喜ぶうちの怠け者たち。
その上に、封印したという意味で「封」と書いたつもりなのだろうが、そんな字すら間違っている。 
バカもの。                          ↓なんじゃこりゃ
P1020665.JPGP1020673.JPGP1020638.JPGP1020631.JPG

日が暮れたところでアラモゴードの町に戻り、夕飯を食べてモーテルに戻る。
町に戻ったのが遊び過ぎて21時近くになってしまい、開いてる店が少なかった。
何もないよりマシ、と23時まで開いている中華バイキングの店に入る。
まずい。
まずいから、何でお腹をいっぱいにしようか悩むところなので、チビのこんな皿を見ても何も
言えなかった。

↓ゴマ団子が6個も入った皿。
P1020648.JPG

でも店の中国人のおばちゃんたちは、みんな愛想が良く、子供たちが中国語でしゃべりかけると、
喜んでさらに愛想が良くなった。


モーテルに戻ってシャワーを浴びたら、早起きするためすぐ消灯。
明日の朝、10時間の家路につく前に、もう一度砂丘で遊んで行こう。





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Last updated  2010年09月17日 01時39分50秒
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