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大きな木のような人最近は図書館に入ると児童コーナーで娘と別れ、お互い自分の本を探してから落ち合うという図式になった。少し前までは娘に本を選ばせるとめちゃくちゃな数の本を片っ端から積み上げるといった感じだったが、今は適度な冊数を中身を見ながら選んでいるようで、なかなか面白いのを持ってくる。その後、私が娘の選んだ本をチェックし、数冊足したりひいたりしながら借りてくるのだが、この本は私が娘と是非一緒に読みたいなぁと選んだ本なのだ。絵がとても素敵でまるで一枚の絵画を、そして一つの映画を見ているような美しいコマ割り、カット。読んでいく最中であっと声を上げたのは、以前、この作者の絵本を他にも読んでいたことに気づいたのだった。ルリユールおじさんどちらの本にも大きなアカシアの木が出てくる。パリには2本の大きなアカシアがあるそうで、この絵本はその2つのアカシアを元に描かれたストーリーだったのだ。大きな木とやさしい絵に包まれるような素晴らしい絵本。これは是非、欲しい。何度も眺めて過ごしたい。今、店で本を扱うかどうか迷ってる。きっと売れないから。でもやっぱ置きたいと思ったのは、こんな素敵な本との出会いがあるから。
2010.03.11
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とよく聞かれます。今日は私の読書法についてです。家のいたるところに本が置いてあります。ソファーの横、お風呂の脱衣所、ベットの横、トイレなど…読書スペースが家中にあると言えます。そこに行く度、本を開きそこにある本を読むため、複数の本を同時進行で読むことになります。その中で特に面白かった本は家の中の場所を転々としながら真っ先に読まれる場合もあります。大抵2,3週間に一度図書館に行き、10~20冊程度の本を借りてくるのですが、全てを何百ページの分厚い本にしてしまうと、読みきれないので各ジャンル2,3冊程度とし幅広く借りてくるようにしています。料理本や園芸本などの軽めの実用本も外せません。硬い本ばかりだと疲れるので、そういう軽めのテイストのもので息抜きしながら読書を楽しみます。纏まった時間が取れるのは一人での入浴の際か、寝る前、ベットに潜り込んでから瞼を閉じるまでとなりますので、風呂場とベット周辺には読み物が必然的に積まれています。リビングでは子供がくっついてくるので、数分単位で読める本を置き、子供の目を盗みながら4、5分の積み重ねで読んでいきます。借りてきてザッと目を通して読まずに返す場合も多々あります。数10ページ読んで魅力を感じないものは、また章変わりのページを見、あとがきを読みそれでよしとしてしまいます。こういった本を再度気になって借りる場合もありますが、2回目に読むときはきちんと読むようにしています。先日、何かの本で読んだのですが、私の本の読み方は理系だそうです。本が好きなのでてっきり文系だと思っていたので意外でした。文系タイプは1つの本をじっくりと最初から順々に読むとのこと。なるほど、私、理系のようです。
2010.03.10
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沢村貞子女優の沢村さんを知りたくなって、自伝的小説だというこの本を2冊目に借りた。軽く読める本だろうと高をくくっていたのだが、その半生に衝撃を受け、だから沢村さんを好きになったのだろうと深く納得がいった。芸の世界に入れなかった父親は、生まれた子供たちを全員俳優にしようと教育する。兄と弟、沢村さん、そして兄の子供たち(長門 裕之、津川雅彦)も俳優になるのだが、その沢村さんの半生は凄い。幼い頃から読書と勉強が好きだった沢村さんは女学校へ通い、俳優とは別の教師の道に入ろうとするのだが、教師の人間的な振る舞いを見たことから教師への強い憧れが失望へと代わり挫折する。その時出会った、世の中を明るくするためにという芝居の世界に入るのだが、それは政治的な運動が絡んだものだった。いわれ無き罪で逮捕されるも、あまりの正直さゆえに自分の行動を警察の言うような解釈に寄せることができない。サインすれば出られるという甘い言葉にも頷かず刑務所暮らしを2年。もうハードボイルド過ぎ。というか本人は全然凄いことやってる自覚もなく、これだけの根性持ってる人っていないと思うけど、独房で2年って凄すぎて想像ができない。それから出てまた逮捕されてまた出て芝居やって、映画からTVに行ってなんだけど、そんな一面って沢村さんに微塵も感じない。やっぱり政治運動をしていたというよりもそこにいただけっていう感じがして、いつもありのままで、普通なんだよね、沢村さん。素敵だなぁ。沢村さんの動いている姿、見てみたいなぁ。で、納得の文章力は、本が好きで好きで女学校行ってたくさん勉強して。。裏付けがちゃーんとあった。やっぱりね、あんな確かな文章は並の人じゃ書けません。この自伝を読ませる力量も凄いものありました。面白い!
2010.03.09
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ご無沙汰してます。こちらのブログを放置してもう半年が経過してしまいました。ペースは落ちましたが相変わらず読書を楽しむ毎日です。この半年での読書の傾向は実用本から日常的なエッセイや随筆にシフトしています。去年の9月にパン屋を開店し忙しくなりましたので、趣味の読書は心静かに穏やかになる本を自然と選ぶようになりました。古本屋で出会った沢村貞子さんの一冊から、図書館で沢村さんの本を借りてきては読むを繰り返すこの頃。さて久しぶりの読書6、沢村さんで復活です。これからはマイペースで更新していきますので、今後ともよろしくお願いします。わたしの台所古本屋で出会いの一冊。沢村さんが有名な女優さんだということも知らず買った本。読んでいくうちにこの方が女優さんだということが信じられなくなる。この文章力、この家事の手さばき、私の想像する女優というカテゴリを完全に超えていて驚くばかりだった。本当に面白く、沢村さんのことがもっと知りたくてたまらなくなった。女性がこのように家事の面白さを説く本の走りかもしれない。日常を楽しく暮らす術がこの本いっぱいに詰まっている。エッセイや随筆の面白さは、全く知らない人を身近に感じ共感を得ながら読めること。女優という特殊な仕事につく方が、このような生活をしているという感動でいっぱいになった。ここから沢村さん漁りがスタート、記念すべき一冊を古本屋さんで購入した幸運に感謝。
2010.03.03
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