Bookish Girl ~人生は芸術! 生活はアート!~

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2008.06.09
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カテゴリ: ブック・ガイド



美術書の棚に並んでいた豪華な本です。



<子どもの本>黄金時代の挿絵画家たち


アーサー・ラッカムの挿絵で『リップ・ヴァン・ウインクル』が出版された1905年から、

第一次大戦が終わる1918年までの10年間を、

イギリスでは、「挿絵の黄金時代」、「ブックス・ビューティフル時代」と呼び、

子どもだけでなく、大人向けの豪華本として、

クリスマスなどのギフト用、応接間本用に、

贅沢な挿絵本が、経済力のある方々のあいだで、親しまれていたのだそうです。


分厚い1冊の中には、

イギリス挿絵美術の系譜を担った当時の挿絵画家たちのことが、

(黄金時代の先人であるヴィクトリア時代の方々や、

兄弟系列にあたるアメリカの挿絵画家、

そして、黄金時代に活躍した多くの画家たちについて)

絵とともに、簡易に紹介されていました。


見たことあるような、ないような挿絵のタッチを、ただ、眺めているのですが、

日本の挿絵本は、あまりにも、子ども向け、という趣が強いように思われて、

イギリスの物語(「ピーターラビット」や「不思議の国のアリス」など)が、

根強いロングセラーである理由が、じわじわと伝わってくるのです。


子どもの頃、子ども扱いされたことを侮辱に感じた、という話を、

ある芸術家から、聞いたことがありますけれど、

子どもに見えても、すでに、大人の嗜好を持っていることがあるように、

外見は大人でも、子ども心を、持ち続けているのだということを、

忘れてはいけないのだわ、と思うのでした。





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Last updated  2008.06.09 20:41:36 コメント(6) | コメントを書く
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