Bookish Girl ~人生は芸術! 生活はアート!~

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2008.06.09
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カテゴリ: ブック・ガイド


「決断するときは、たとえ危険でも、単純で、簡単な方法を選ぶ」




棋士・羽生善治さんのお言葉に、共感を覚えることも多々ありました。


興味深かったのは、

大局観(全体を眺めて状況判断をし、本質を見抜く力)を、しっかりと築くためには、

その思考の基盤となる、勘・直感力が大切で、

直感力の元になる感性を磨くことが欠かせない、とおっしゃる点です。


ぎりぎりの状況で力を発揮するには、

大局観と感性のバランスが決め手となり、

そのためにも、ふだんから、読書をしたり、音楽を聴いたり、人と会ったりして、

得た刺激で、感性を研ぎ澄ましているといいます。

決断を迫られる場面などで、思いがけず、身を助けてくれるのですね。


感性といえば、

数学こそ、感性が求められる分野である、

というのも、印象深いお話です。

数学は、緻密なロジックで構成された論理的な学問、と思いがちですが、

高度に感覚的な学問であり、

数学界のノーベル賞といわれるフィールズ賞受賞者の小平邦彦氏は、

そのことを、「数覚」と表現されたそうです。


将棋も、数学のように、

空間に補助線を引いて考えられるかどうか、その閃きがあるかないか、

が、分かれ目らしく、

「数覚」も、日ごろからの感性づくりが、大本になっているというわけです。


ブリッジにも、通じるように思いました。

数字のカードを扱うだけに、「数覚」は、なくてはならないでしょうね。


将棋は、駒を通しての対話であり、お互いの一手一手に嘘はない、

と述べられているところなどは、そうそう、と合の手を入れたくなりました。


ブリッジでは、プレイの前に、オークションといって、

切り札を用いてプレイするかしないか、あるいは、トリックをいくつ取るのか、

と宣言する、せりあいを行いますが、その際、

パートナーや、オポーネントに、自分の手の内を、正しく公表しなければならず、

カードで情報のやりとりするのは、対話の感覚になります。


プレイ中にも、このカードで来て、とカモンのサインを送ったり、

それは嫌よ来ないで、と意思表示をしたり、しょっちゅう会話をするのです。


将棋とブリッジは、似ているところが、たくさんありそうです。

入り込んだら出口がない、という狂的な奥深さも、共感を覚えました。


共感?

超初心者のわたしにとっては、想像できる、の方が、合っているかもしれません。
ぽっ





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Last updated  2008.06.09 23:49:12 コメント(4) | コメントを書く
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